詩と真実
2005年 07月 28日
ゲーテの「詩と真実」を読んでおります。まだ一巻の最初ですが面白いです。イタリア紀行に続くマイ・ゲーテ・ブーム第二段です。むろん原文で読めるはずもないので翻訳版ですが、ゲーテといえばファウストしか読んでいなかったので、この歳にして新たな発見をした気分です。フランクフルトでの少年時代のところで「こりゃオモロイ」とニヤニヤ。ついでに書店で星戦争の小説版とドラえもんプラスの二巻、「鷲は舞い降りた」完全版を購入。たまには娯楽小説で楽しみたい、だけど面白くない本で時間を無駄にしたくない。で、何回も読んで面白いとわかっている本を買いました。「女王陛下のユリシーズ」と悩みましたが、こちらは完全にストーリーを憶えていたのでパス。星戦争は(小説版もわりと面白い・・・)移動中に読み飛ばしてすでに本箱にしまわれております。長らくゲーム中のつまみ読み本であった基本季語500選が昨夜をもって引退。「神の国」が次です(つまり暇な時に読むぞ本の一番上なんですな)。いまパラパラめくって心に残った一文、正義がなければ王国も盗賊団と異なるところはない、の項「アレキサンドロス大王が海賊に「海を荒らすのはどういうつもりか?」と問うたら、海賊は「陛下が全世界を荒らすのと同じです。わたしは小さな船でおこなうので盗賊と呼ばれ、陛下は大艦隊でおこなうので皇帝と呼ばれるのです」
by rotarotajp
| 2005-07-28 17:56
| 私事