嗚呼・・・
2005年 07月 31日
以前、中国でデモがあった時、日本のテレビ・レポーターがデモの参加者にマイクを向け「歴史認識とか教科書の問題って、具体的にはどんな問題だか知っていますか?」と問うと、非常に理解の浅い、ないしはまったく理解していない答えが返ってきて、一視聴者として失笑したものです。ところがわが身を振り返ってみると、わが身の見解もはなはだ危うい。果たして路上で「歴史認識、教科書、尖閣諸島、竹島、日本海、拉致、北方四島、慰安婦」等、日本がイシューとする問題を問われた時、ちゃんとこれに答えられるだろうか?情報が統制されている中国でならいざしらず、わが自由なる日本に住んでいて、問題を把握していないとすれば、それはただの怠慢でありますし、中国の一般の人たちよりずっと性質が悪い。竹島問題については新書で良書があったので読んでいる。慰安婦、拉致についても同様。教科書と歴史問題もなんとかなりそう・・・・だが・・・尖閣諸島??なんじゃそりゃ?これが資源問題であるという事、今も海底ガスの開発で揉めている云々のニュースは聞いていますが、領有の主張の根拠にはトンと心当たりがありもうさぬ。当然日本のものだけでなく、中国、台湾、韓国の言い分も知っていなくてはならないのでしょうが、まるで知らぬ。「こりゃヌカった」と慌ててHPで検索して知識度を数%アップさせました。とにかく人のことは笑えない。油断なく勉強してないとすぐに問題の所在がわからなくなります。面倒な世の中ですなぁ
by rotarotajp
| 2005-07-31 12:35
| 時事