日々是勉学


by rotarotajp
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

名僧列伝

いま講談社学術文庫の「名僧列伝」が密かなマイ・ブームです。全体にあばたもエクボ的な評伝が多いようですが、一つ一つが面白い。僧侶伝への入り口として最適ではないかと思われます。ただ難点は「いま夢そう国師がカッコイイと思っていてね」とか友達にはいい難いところですね(笑 僧侶伝を読むと「日本の知識層は長い間、僧侶だったのだなぁ、」と実感します。朝鮮征伐で儒学が日本に入って以降、江戸期にはそうした図式も変わっていったのでしょうが、それ以前はずっと「学問があるのだね」という人は僧侶ばかり。
・・・ところで儒学といえば、純日本的と思われがちな水戸学派やらは、思想的には朝鮮儒教の系統を引いているといわれます。日本に入ってきたのは「幸い儒学で儒教ではなかった」と言う人もいますが、日本帝国の理を優先する非現実的言辞は、なるほど形は違えど朝鮮儒教的であった、といってよいのではないかと一考。
今の北朝鮮の放送などを見て「ちょっと前の日本そっくりだなぁ」と思うのは間違いで「ちょっと前の日本」が彼らにそっくりだったのかもしれません。韓国のわかりつらい小中華主義にも、日本帝国を彷彿とさせるものがありますね。精神的兄弟のようなこの三カ国(二カ国か?)にお互いを蔑みあう文化があるというのも、実に不思議なことです・・・ふーむ、次は儒教の本でも漁ってみますかな・・・・「名僧列伝」のような初心者入門本があればいいのですが・・・
[PR]
by rotarotajp | 2006-03-24 08:34 | 私事