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日々是勉学


by rotarotajp
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宝くじ、その他

 今日は宝くじ売り場で、札束のように分厚い宝くじの束を封筒に入れている青年を見かけました。まさか本人の自腹ではないでしょうが、すごいですなぁ。

 ちなみに我が日本国には1億円以上の資産を持つ方が130万人ほどおられるそうです。おおまかにいって100人に1人は億万長者であらせられる!逆に言えば99人は億万長者じゃない。そりゃみんな億万長者になりたい。でも宝くじよりは確率のいいものが他に色々あると思うのだけど・・・・。あれはお金をおもちゃのお金と交換しているようなものだと思いまする。

 スピルバーグ監督の「ミュンヘン」を観ました。モサドの工作員(もどき)がミュンヘン事件を起こした「黒い九月」のメンバーに復讐をしていくお話ですが、色々と都合の悪いところが削ってあって、こりゃいくらなんでもイスラエル寄りすぎるのでは・・と思っていたら、オマケ動画の監督の談話では「この映画はイスラエルを非難するためにつくったのではない」との事。妙な弁解もあったもんだと思いました。一体この映画でイスラエルを非難する人がいるのかしら?

 最近は石油や湾岸、今後の色々な事柄、が中東に多くリンクされているようなので、一般知識ぐらい持ってないと恥ずかしいなぁ、という気持ちから中東系の本をおさらい読みしています。

 中でも元NHK手嶋氏著の「外交敗戦」は面白うござりました。著者の立ち位置が見えない、というよりは変化しているのか、謎の部分も多くありましたが、この著作の中に真実に近いものがあるのだとしたら、哀しいです。同氏の文章は日本を投げているような気配さえ感じさせます。

 佐々淳行氏著の「後藤田正晴と十二人の総理たち」これも中身が真実だとしたら、ずいぶんな内容で、脇道から二元外交を行ったと告白している部分もあり、それは確かに痛快なんですけど、大戦中の軍部の参謀・幕僚などはこんな感じだったのかしらと、そんなことを思いました。石原莞爾氏なども一代では迫力のある思想家でしたが、お鉢を継いで同様の行動をとった人が大勢おりました。あまりいい事とは思えません。もっとも文中の出来事をわかりやすく解説するための方便なのかもしれませんが・・・

 もう頁をめくるといつバラバラになってしまうかわからないぐらい何回も読んでいるのが村松剛氏著の「血と砂と祈り」。この方の御本は他にも読んでますが、特にこの本は明快な記述と内容の面白さが初心者向けで、実に大好きなのであります。

 最初にあげた「ミュンヘン」事件はテルアビブ空港乱射事件の「報復の報復」であると説明されていて、昔のこととはいいながら、どこかで何かを間違えたいわゆる日本の左翼革命思想の、現在における恐ろしいほどの風化ぶりなどをあわせて考えましたデス。

 どこかの放送局が笑っている政治家をうつして批判したとのこと。
 笑っちゃいかんのか?あなたは笑わないのか!と、バカバカしくてもう。こういうくだらない発言が健全な政府批判をしぼませちゃう。そういえば一瞬の笑いをカメラにおさめて放送することで一人の人生を狂わせるってストーリーの推理小説があったなぁ・・・
by rotarotajp | 2008-06-06 21:25 | 時事