日々是勉学


by rotarotajp
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カテゴリ:私事( 226 )

煮る

 インドのSENSEX株価指数がブチ切れました。17%上昇で値幅制限に引っ掛かって取引停止。最近にないお目出度い話です。日本株はドカ落ちだった今日ですが、インドは選挙で与党圧勝後の御祝儀大盤振る舞い。

 さて、今日は煮殺す、ということを考えました。
 中国史を読んでいるとよくでてきます。「あいつ、にくい奴!煮殺してしまえ!」と、皇帝が命じる。「ええ、煮るんですか!」と読者のこちらは思うわけですが、そこの描写はそれっきりで、次の場面に進んでしまう。
 決して大事ではない日常?なんです。
 西洋でも死体を煮るというのはあったそうです。うろ覚えですが、十字軍に参加して亡くなった王の遺体を手早く白骨にする為に、死体を煮て肉を溶かした、なんて記述がありました。
 刑罰でも「煮る」はあったかもしれません。煮立った油で・・・ってどこかで読んだような気もします。
 とにかくこの「煮る」
 我ながら速球ど真ん中で、実に気色悪い。
 最初から熱湯ならまだしも、残酷さの演出が眼目だったでしょうから、やはり水から煮たんでしょうねぇ。
 ぐらぐらぐら・・・
 日本にも釜茹でというのはありまして、石川五右衛門なんかが有名です。
 煮えたぎった湯に手を入れて火傷一つなければ、という神明裁判もありました。事故は色々あったでしょう。無罪なんだからと本気で手をつっこんで大火傷とかネ。そりゃ火傷しますって。

 「走狗煮らる」という言葉があります。
 古代、犬は煮て食べたのかしら。
 煮るよりは焼の方が香ばしそうな・・・・ま、どっちゃでもいいですが・・・
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by rotarotajp | 2009-05-18 21:03 | 私事

N●Kの

 金融危機に関する番組を今観るともなしに観ていたのですが・・・
 なんという倒錯・・・・
 アメリカのマネーにマネーを運用させてブっとんだ政策失敗の責任の一端は、末端でFX取引をしていた主婦にあるという、驚天動地のオチネタに開いた口が・・・しかも刑事と主婦が和気藹々と・・・
 そりゃ夏か暑いのも冬が寒いのも個人の受け止め方の問題です。地球が自転しているのも月がお空に浮かんでるのも、自分がそれと認識しているから。でも普通、それはあまりに普通のことなので、問題とはいいません。
 いやぁ、目からウロコが落ちました。
 実に素晴らしい。きっと事故にあうのも泥棒に入られるのも、ナイフで刺されるのも、N○Kが番組的に表現すると、若干自分のせいなんですネ!そりゃそうです。そりゃそうですけど、とりあげる必要もないほどの「若干」ですわな。きっと。・・・N○K以外では。
 と、思うのだけれど・・・ホントは違うのかな・・・・自分の常識が信じられなくなるのが怖いですな。こういう番組みると・・・・
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by rotarotajp | 2009-05-17 22:02 | 私事

むし

 その昔、人間の身体の不調は虫が起こすものだという考えがあったそうです。
 虫と一言でいうとわかりにくいですが、これは寄生虫のことです。昔は肥料に人糞を使いましたから、寄生虫は割りとポピュラーなものでした。ポピュラーどころか、世界で一、二を争う寄生虫大国であったと論じる人もおられます。
 体調が悪くなると、便の中に蠢く白い虫がいる。こいつが悪さをしているに違いない!となるわけです。とにかく身体の不調は何でも虫のせいにされた。歯が痛くなると虫歯といい、機嫌が悪くなると虫の居所が悪いという。腹が減れば腹の虫が鳴く、夜泣や癇癪は疳の虫、足が痒くなりゃ水虫、なんでもござれです。有名な恙虫病というのもありました。
 それだけパワーのある虫ですから、これは神様の仲間だろうと考えられていました。何か悪い行いをすると、神様の指令を受けた虫がその人の中で悪さをする。だから虫に関係する祭事が結構多いのだといいます。虫のご機嫌を取ったり、追い払ったりするためのものです。逆に普段からいい行いをしていると、未来の事をフともらしてくれたりすることもある。これが「虫の知らせ」という奴です。
 で、なんで突然虫のはなしやねん?というと、
 テヘヘ、なんか書こうと思って立ち上げたはいいが、何もネタがなかったからデス。
 そろそろ暑くなり始める昨今、きっと皆さまにおかれましても寄生虫の噺なぞに親しんでみたかろうと・・・
 何事も都合よく解釈することを「そんな虫が良い噺があるかっ!」
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by rotarotajp | 2009-05-13 21:14 | 私事

冴え

 秦の政が戦国諸王を征して始皇帝を名乗ったのは三八歳の時だそうである。
 それまで皇帝という言葉は世になかった。政が臣下に諮り、自ら定めたといわれている。
 諸王を屈服させと簡単にいうが、これは大事業だ。今なら世界の統一に等しいような事を、秦王は不惑前に成し遂げた。なるほど、生まれついて秦という大国の貴種であったことが政の利点としてあったかもしれない。しかし、これを現代に置き換えて、例えば少年時代にアメリカの大統領になったとして、世界を統一できる人物が果たして出るかというと、やや疑わしい。

 偉人というのは例外なく若い。
 それも驚くほど若い。

 以前にも触れたが、太陽王はティーン・エイジャーの頃、最も強く輝いた。勇壮な建築のほとんどは、彼の青年時代に計画されたものである。若気の至りで起こした、意味のない戦争が最も人民の心を捉えた。壮年となり、老年期に入ると王の魅力は急激に失われ、少年時、あるいは青年時にあれほど人に愛された王が亡くなった時には、広く歓呼の声が満ちたといわれる。
 先年、NHKで新撰組がとりあげられた。登場人物が若すぎると苦言を呈する向きがあったそうだ。
 実際にはもっともっと若く見えた人がほとんどであったろう。
 あの頃の日本人は一般に背が低く、童顔であったという。今の人に比べれば、中学生のような背丈と表情であったのではないだろうか。おそらく精神年齢も、学問における訓練も同様である。

 老成がことを為す、ないし、学習によって得た知識が人を助ける、というのは迷信である。実際は逆の場合が多いようだ。若く、何も識らず、ただ持ち前の、野生の冴えを持つ人物が歴史を変えてきた。(何も識らず、というのは積極的な無知が、という意味ではない)
 勝海舟は氷川清話の中でこれを牛刀と小鋏に例えている。一読すると別のことを言っているようだが、結局はそういうことだ。
 老いて事を成した人の場合は、若い頃ならもっと成功したが、なんらかの制約があってそれが果たせなかったと考える方が自然であろう。思うに、自分を縛るその制約の中に奔騰する激しい若さを温存したのだ。

 人の能力は戦時に最も顕著に現れるという。
「冴え」が、つまり雑余を排した実力が、モノをいうからだろう。
 曹操は若い頃「治世の能臣、乱世の奸雄」と評されて(月旦)ニンマリと微笑んだそうだ。
 乱世になると化け物になるがごとき語感に、普通の人ならカチンときてもおかしくないが「冴え」を持つ人物であった曹操は、この的を得たお世辞に気をよくした。月旦で知られる許氏はお世辞の名人であったのだろうと思う。それも相手をキチンと判断してお世辞を言った。

 ゲーテが若きウェルテムの悩みを書き、ファウスト初期の構想をあたためたのは20代の頃だ。この人は以後も色々と書き散らしているが、最も世に知られているのは上記の二篇であると思う。(ファウストの完成?と出版はだいぶ遅くなる)

 最近、立川団春著の「赤めだか」を読了した。
 「冴え」がないために師匠に嫌われ、いらぬ苦労を重ねて、ついに自分を「赤めだか」と評する諦念の書と読んだが、ややヒネた内容なので御本人が何を思って書いたかは不明だ。「冴え」は「才能」や、その「氏素性」と同義語であるから、後天的な努力ではなかなか補えない。そのことだけは黒々と太筆で明記してある。その嫉妬にもだえる半生記だ。
 もともとない才能は努力で補えないどころか、それを求めて葛藤した末の挫折が、本人の性格に深刻な屈託を与えるようである。
 昔から言い尽くされてきたように、名将は生まれついて名将である。悔しいが銘木は双葉より芳しだ。覇者は覇者の家に生まれなくてはならない。「冴え」は誰に教えられるモノでもない。

 教えられて名将になれるなら、偉人になれるなら、この世は名将偉人で溢れている。
 始皇帝をとりあげた一書を読了して、そう思った。
 なんとも味気ないが、当方に始皇帝になる才はない。
 まあ、悲観するにはあたらないだろう。きっと天下統一などという大業ではなく、何か他の方面に「冴え」があるだろうから。
 仮にまったく「冴え」とは無縁であったとしても、歴史はそうした人物の骸で満ちている。当方が最初の一人というわけではない。また「冴え」があっても、ナカナカうだつが上がらず、高い青空を見上げて溜息をついた英雄も大勢いたことだろう。

 そうそう、蛇足になるが、あの項羽は二十代で身を起こして三十代には滅びていた。活躍したのは僅か数年。その数年の間に、二千年の青史に名を残す残虐を行った。殺された無数の人々の顔はかき消された。しかし項羽の横顔は今も輝いている。ホンモノの「冴え」は僅かの間の発現であっても歴史に残る。
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by rotarotajp | 2009-05-12 18:48 | 私事

百鬼

 危機一髪の時に、桑原桑原、という。これは天神さま、すなわち菅原道真公の領地が桑原という所であった為だそうだ。ここはあなた様の領地ですよ。だから祟りを為さないでくださいネ、という意味らしい。

 妖怪悪鬼の類を考えながら書いている。

 日本の悪鬼の大将といえば崇徳院さま。
 都の帝を恨み、生きながら悪鬼となられた。
 亡くなられて白峰に葬られようとする時、その骸を納めた棺が不思議な怪異を起こしたといわれている。
 誰が触ったわけでもないのに自然に揺れ動き、棺の隙間から真っ赤な血が吹き出たのだそうだ。

 その悪鬼、ないし大天狗の一首で有名なのが
瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
と、なんとも切ない恋歌。

 酒呑童子。
 これも有名な悪鬼だ。大江山を根城に美女をさらい、飽きてはその肉を喰らう。日本の化け物としては珍しいスプラッタ・タイプ。源頼光とその四天王に退治された。呪いだ、恨みだ、という背景がないので、どこかかわいらしい。退治するのに毒酒を用いた頼光一行の方が悪に思えなくもない。

 四谷怪談。
 日本人は何よりこれが怖い。少なくともボクはこれが怖い。
 毒に落ちた緑の髪を握り締め、立ったまま絶命するお岩さんの恨みなぞ、字面を読んだ途端に「南無阿弥陀仏!!」と叫んでしまう。悪鬼の極北といってよいだろう。
 そういえば日本人の身体には南無阿弥陀仏が染みこんでいる、といった落語家がいた。
「普段はキリストはんを信心していなさる人でも、いざという時、思わず口をついて出るのは南無阿弥陀仏です」
 これはそうかもしれない。
 南無妙法蓮華経~ではちょっと長すぎるし、いざという時パっと出すような勢い、滑らかさが言葉にない。ナムアミダブツ、は言葉に引っ掛かりがなくて、何となく言い易い。

 キリスト教の人は、ホントはアーメンとでもいうのかしら。
 ボクにはエクソシストの神父さんのように「悪魔よ立ち去れ!」というほどの度胸はない。
 ありがたい言葉を連呼しながら、きっと逃げ出すだろう。
 アーメン一回では足りないような気がするから、アーメンアーメンアーメンと三回ぐらい叫んでしまいそうだ。
 そうすると、なんとなくラーメンのようではある。
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by rotarotajp | 2009-05-12 08:30 | 私事

かっこええのう

 2008年のTrooping The Colour(この行事自体はチャールズ二世の時代に始まったのだそうです)の動画がYOUTUBEにあがっていたので堪能。
 ありていに言ってしまえば軍事パレードですが、イギリスのそれは面白いし、歴史を感じさせるユニフォームが実にいいものですねぇ。はじめてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=qDMnBjoWpi0

 今時これほど大規模な胸甲騎兵を見せられる国なんてイギリスしかないのではないかしら。普通、胸甲なんて博物館でしか見ませんぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=lnPAj92Wcwk

 女王の閲兵の態度も堂にいっていて、なんとも美しい。
 日本人の好きそうなテーマですが、なにせ軍隊と関係するものはメディアにパージされる傾向にありますから、こんなものも国内では滅多に御目にかかれませんですネ。国の垣根を取り払ったYOUTUBEがなければ一生見ることはなかったかもしれません。


ヴァチカンのスイス傭兵。

http://www.youtube.com/watch?v=i7CT7mejyss

パイク持ってるもんなぁ。これまた現代の奇観です。
フランス王室を最後まで守ったのはスイス傭兵だったとか。



中正(蒋介石)紀念堂の衛兵交代
http://www.youtube.com/watch?v=9RnS9bR3pys
これも初めて観たナァ。


人民解放軍。
党軍だから、ナチでいえば突撃隊やSSと同じ立場の軍隊。
しかしこれ半分ぐらいCGなんじゃないかしら・・・汗・・・と、思ってしまうほど一糸乱れぬ行軍ですなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=eFTHe2ZJqUE
あと二十年もあればアメリカを追い抜いて世界最強の軍になるんじゃないかといわれているそうですが、今度の金融危機で10年分ぐらいそれが早まったんじゃないでしょうか。ああ・・こういうロボティックな社会は嫌だね~。近い将来この国に屈して日本は生きることになるんだろうけど・・・ゲェですな。
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by rotarotajp | 2009-05-10 20:52 | 私事

3D

 電子書籍端末の普及が何やら現実的になってきたような気がします。アマゾンの肩の入れようは本気に見えますですね。(この程度のものにしては高すぎる気がしますが・・・))早く日本版も出して欲しいものです・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090507AT2M0700V07052009.html
一度触ってみたいなぁ。

 こういう新しい気配って楽しいものです。

 もう一点気になっているのが最近流行りだしそうな立体映像。
 映画はもう普通のやつでは売れないので、何やら立体映像モノが売れ筋になっているそうです。ちょっと前の濁ったような立体映像とはモノが違うのだとか。
 どんだけ立体になってるのか見に行きたいなぁ。なんとスターウォーズ全編をREAL Dで立体に変換する計画の噂もあるそうです。シュレックなんかで有名なドリームワークスも過去のアニメ映画の立体化を計画しているのだとか。モンスターズVSエイリアンズが売れたからでしょうネ。
http://www.monstersvsaliens.com/
 まさに「映画館の復興なるか!」ですなぁ。いいなぁ。聞くだけで楽しくなります。

 デジカメなぞでも裸眼で立体に見える3Dデジカメの商品化が進められているのだとか。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0226.html

 立体モノもこれから規格競争が激化していきそうですね~
 テレビもデジタル放送とか言っている間に、今度は立体視がメインの話題になってくるかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=2N3QFBGvq-c

 Nvidiaも立体視のシステムを売り出したようです。残念ながら眼鏡が必要で、モニターのリフレッシュレートも相当高くないと目がチラチラしてやってられない、とレヴューにありましたが、とにかく数万円という低価格で買えるものがすでにあるというのがスゴイですな。
http://www.nvidia.com/object/GeForce_3D_Vision_Main.html
 そのうちPCの操作も立体映像をいじくりながら、ということになるのでしょうか?

 立体の難しいところは、それがどのぐらい立体なのか、実物を見ないとわからないところですね(笑 色々と製品紹介を見ましたが、「すごい!」といわれてもどうスゴイのか全然伝わってきませんですヨ。

 拙者、個人的にはもっと目に優しいメガネ型モニターを作って欲しいですなぁ。ついでに立体ならなおよし。本当の仮想現実の世界に入れますがな。グーグル・アースあたりと組み合わせて世界の街を擬似的に歩いてみるとか楽しいそうです。
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by rotarotajp | 2009-05-07 22:16 | 私事

読書

 ディック・フランシスの「再起」読了。解説を読んではじめて気づいたけど今作から訳者が変わっていたのですね。片腕の調査員シッド・ハレー相変わらずカッコヨシ。今作にはオランダ出身の美女殿も登場して、彼女がまたいいですなぁ。出世作の主人公にチョットはいい目を見せてあげたかったのかもしれません。

 先日からブルーハーツにハマってずっと聞いてます。懐かしい。
 おお恋は~風船爆弾~♪今にも弾けそうな、おお恋は風船爆弾♪

 「三十年戦争史」の最後を斜め読み。
 ヴァレンシュタイン公の最後。

「皇帝の民を敵に渡し、陛下の頭上より冠をひったくろうとする悪漢はお前ちゃな。さあ命はないものと思え」とデヴェルーが怒鳴った。そして返答を待つものの如く暫く黙っていたが、驚きと傲慢はヴァレンシュタインの口を開かせなかった。腕を左右に開いて公は前から胸に槍の致命的な一撃を受け、一言も発せずに血潮の中に倒れた。
~中略~
 皇帝フェルディナントはヴァレンシュタイン将軍の運命に一掬の涙を禁じえず、暗殺された者たちの霊を慰めんと維納に於いて三千の○○を読ましめた。ただし同時に暗殺者等へは恩賜の金鎖、侍従職、位階、騎士領を以て報いることを忘れなかった。
 かくの如くしてヴァレンシュタインは五十歳を以て数奇なる生涯を閉ぢた。
(○○の場所、読めない・・・浅学無念・・・旧字勘弁してくだされ・・・維納はvienna)

 どんな英雄も裏切りの前にあっては、あっけなく殺されてしまう。
 もしこの暗殺が失敗していたらどうだっただろう?
 ヴァレンシュタインはウィーンに兵を進めたのだろうか?可能だっただろうか?歴史家はお仕着せの軍では無理だったろうというけれど・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=haMV7affnLE

 明智光秀が信長暗殺に失敗していたら?
 ヒトラーが山荘で爆殺されていたなら?
 三月十五日、カエサルが武器を携えていたら?
 どんな恐ろしい復讐があっただろう、あるいはなかっただろう。
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by rotarotajp | 2009-05-05 20:26 | 私事

夏の月

 濁点一つで大違い。ハケ(刷毛)に毛ありハゲ(禿げ)に毛なし。
 
 篤志家、読書家はあって篤志屋、読書屋はない。
「好きな本を読むのだから金を寄越せ!」といっても通りません。

 政治家はあって、政治屋はない。
「好きに政治をやるんだから金を寄越せ!」

 作家があって作屋はない。
「好きに書くんだから金を寄越せ!」


 夏の季語に「暑し」があるのは当然として「涼し」があるのは意外な気がします。でも考えてみれば涼しさを体感するのは暑い時。

口紅の いささか濃きも 涼しけれ   万太郎

 色っぽいけど涼しいか?といわれれば涼しくないようです。かえって暑い。

涼しさは 錫の色なり 水茶碗   信徳

 ううむ・・・

おき上がる 草木の影や 夏の月   蝶夢

 「涼し」はないけど、これは涼しい!
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by rotarotajp | 2009-05-03 19:36 | 私事

云々

 人類最大の賭場といえば株式市場であります。
 もう、どれほどのお金が流れているかわからない。ここで扱うゲーム、つまり「株取引」の値段の上下には根拠も何もあったものではありません。もう無茶苦茶。もっぱら大口投資家、機関投資家の思惑と、大魚に群がる小魚連中の駆け引きでありまして、それは見応えのある壮大な闘技場のようなものでございます。
 ところがその賭場が危険だといって、お客さんが一斉に離れていってしまった。小魚が急にそっぽを向いてしまったわけですね。大口さんは困りました。欲で釣ってガブガブとやっていたのが、なにせ大変に燃費の悪い肥満体でございますから、一日餌にありつけないとなるとすぐに弱ってしまう。リーマンという沼の主のような大魚が飢えて死ぬと、この生態系はパニックに陥りました。
 そこかしこに断末魔の悲鳴が響き渡ったのです。
 なんとしても小魚を呼び戻さなくてはならぬ!
 NW誌によると、今は言葉のすり替えが盛んに行われているのだそうです。
 グローバル・ランゲージ・モニター社という所は「金融危機」という言葉が投資心理を冷やしているので「世界的な経済再編」というのに置き換えたらどうか、などと提案しているそうです。ガイトナー長官は不良資産(toxic assets)を遺産資産?(Legacy Assets)と言い換えて使っておられるのだとか。
 加えて政府による賭場呼び込み大作戦が始まって、珊瑚の陰に隠れていた小魚が一匹、二匹と顔を出し始めました。
 大魚はじっと我慢しております。いまゴッソリ食ってしまうと残りの連中が出てきませんからね~。

 白石一郎氏の「海将」を読了。
 小西行長の若い頃を題材にした小説でした。最初見たときは分厚く感じましたが、約一日で読めてしまう流れのいい本です。中央公論社の「佐渡金山」、資料本としてつまみ読み。

 今日歩いていたら、すぐ横をメッポウきれいなねえちゃんが通り過ぎて、その人から石鹸の香りがして、ついでにヤニのにおいが漂ってきました。煙草をやめて数年。これほど煙草がすいたくなったことはありませぬ。おもうに食欲、性欲、喫煙欲はみんな脳の中でつながってるんじゃないですかね。ご飯を食べた後にも、ムラっと煙草をくわえたくなる時がありますもの。
 嗚呼、懐かしき喫煙時代よ・・・
 でもすいません。はい。もう一生分の葉っぱを煙にしました。

 追記:すごい勢いで円高!あっというまに97円の前半だ・・・。「為替は安定している」と誰かが大見得きってたのは、つい一昨日ぐらいのことですぜ。
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by rotarotajp | 2009-04-22 20:13 | 私事