日々是勉学


by rotarotajp
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<   2005年 11月 ( 18 )   > この月の画像一覧

眠い

ちょっと生活のリズムを変えただけで非常にダルいRota(18歳)です。なんとなく頭が朦朧としておりまして、無性に煙草が吸いたく、やむなく偽煙草(煙草葉なしニコチン抜き)を久しぶりに二~三本一気吸いしました。ちらちらと横目で午後一杯、例の参考人質疑を見ておりましたヨ。被害を蒙っている当事者の方々は冷静に見てもおられないでしょうが、Rotaには非常に興味深い内容でした。検査会社の社長様は最初は訥弁で着ている服も何か派出目。口調もとても社会人とは思えず、どこか学生さんを連想させるのですが、腹は据わってました。刺し違えても!の気迫満々。まあ、喋るわ喋る。「すでに隠蔽された一年前の事例」などというものまで飛び出して、その検査会社の社名まで出てくる。すぐ隣に問題のデベロッパー様御本人がいて、ちょっと云いにくいような事までドンドン暴露する。喋った分だけ他の参考人の皆さんより好印象でした。印象として一番「ええ?」と思ったのはすでに倒産されている建設会社の社長様。ありえない答弁に目がくらくらいたしました。オーナー社長様なのでしょうけど、「知りませんでした」「現場にはタッチしておりません」は、口が裂けても言えないお立場のはず。一癖ある相当な方なのでしょう。なかなか凡人にはあそこまで浮世離れもできないはず、と妙に感心いたしました。いずれにせよ一人の脱法行為が、大勢のマンション購入者を夜も眠れない立場に追いやり、この参考人の方々がおそらく一生をかけて創って来た会社を(ほぼ)破綻させ、社員とその家族を不幸にした。脱法者は圧力があったといい、圧力をかけたほうはさっさと自社を倒産させた上で、「まさか法を破るとは」とあきれてみせる。デベロッパーは「何の為の検査だ!」と検査会社に噛み付き、検査会社は「うちだから発見できた。おたくは隠そうとしたじゃないか!」と憤る。三文芝居にしても客の入りは上々、マンション購入者にとっては泣くに泣けない観劇であったでしょう。一点、わからなかったのは、検査会社に(24日とかいってたかな?)入ったという査察。9:30に通知が入って10:00には査察が始まった。社長によると、以前に「脱法行為があった会社に同様の査察があった」というが、この日の査察の対象は会社の帳簿類だったらしい。22日には自社でおこなった内部監査で偽造の事実を掴み、デベロッパーに通知していたというから、その仕返しに公的機関を利用してかけられた圧力ではなかったのか?と、推測はしてみるけど、やはりよくわからないモヤモヤした感じでありました。まあ、色々と新事実も出たことだし、いま大勢の記者の方々が駆けずり回っていることでありましょう。明日の各紙朝刊の記事に大期待っす。
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by rotarotajp | 2005-11-29 17:34 | 時事

226

なぜ11月の今日に226なんだ?と尋ねられれば返答に窮しますが、・・・ええ、直接の原因は本箱から落ちた本を整理していて(普段こぼれ落ちた本は「これも運命である」と、そのまま床に積み上げる)「そういえば読みきっていないなぁ」という松本健一先生著の「北一輝論」を見つけたことからです。なかなか面白さの「キワ所」が捉えにくい本でして、購入して随分経つのですが、いまだにツマミヨミはしても全部通読しきれておりませぬ。北一輝という隻眼の異様人を理解する度量がRotaにはないのかもしれません。
さて、出るわ出るわ、「北一輝論」を本箱に押し込むと、226関連の本が下から山と出てきますヨ。226資料の一角がまとまって崩れ落ちたようで、これだけ出るとおとなしく本箱に押し込むのが惜しくなりますデス。九時ぐらいに片づけを始めて、すでに1時間(2時間か?)。片付けたのは最初の1分ぐらいで、後はずっと本を読んで当ブログを書いております(笑 本箱にあった本も机の上に引き出されて、片付け始める前より部屋は乱雑。

226事件における昭和天皇の対応は(その後伝えられているところでは)極めて明快です。昭和史の一つの見せ場でもありますし、この部分はいつ読んでも小気味がいい。
「~宮中に(事件発生の)第一報が入ったのは5時30分頃だった。天皇はまだ目覚めの前だったが、当直の甘露寺受長侍従が伝えると「とうとうやったか、」と吐き捨てるようにいって、すぐ軍服に着替え、表御座所に入った。(「昭和天皇とその時代」河原敏明:文春文庫)
本庄侍従武官長の手記には次のようにあります。
「~その精神に至りては、君国を思ふに出でたるものにして、必ずしも咎むべきに非ずと申述ぶる所ありしに、後御召しあり、朕が股肱の老臣を殺戮す、この如き凶暴の将校等其精神に於いても何の恕すべきものありやと仰せられ~」云々。
天皇の言葉としては以下のものが最も有名かもしれません。
「~行動部隊に対する鎮圧手段実施の進捗せざるに焦慮あらせられ、武官長に対し、朕自ら近衛師団を率ゐこれが鎮圧に当らんと仰せられ~」
天皇は事件発生の一報以後、数十分毎に武官長を呼び出し「反乱部隊鎮圧」を督促したといわれています。(「クーデター」中公新書:尾鍋輝彦著)
このように伝えられている事が本当なら、石原莞爾らが鎮圧部隊を東京に用意する以前から、昭和天皇はあくまで行動部隊と対決されるおつもりだったのです。その姿勢が、ともすれば決起将校側に傾こうとする軍の一部を押し留め、帝都の陥落を免れさせたのかもしれません。

ところで、昭和天皇に横ッつらを叩かれたに等しい決起将校らは、この天皇の意思を(言葉を)、この時は知りませんでした。簡単に約めていえば、決起将校らは天皇を取り巻く重臣らを取り除いたなら、その陰から半ば神である天皇が現れ、自分たちの側に立って(彼らが感得しているところの)不正を正すと信じていたようです。(決起趣意書に「不逞凶悪の徒続出して私心私欲を恣にし」「君側の奸臣軍賊を斬除し」とある)それが全てではなかったでしょうが、信条のどこかに、そうした気持ちがある。上述の「北一輝論」に、その関係をわかりやすく表現している箇所があって、ウマイこと書くなぁと感心してしまいました。(以下引用部分「北一輝論)「(決起将校らは)~天皇に「惚れて」いたのである。~中略~彼らの情熱の激しさが恋人を覆っていた御簾を焼き落としたとき、この世でもっとも美しいはずの恋人がそこにはいなかったのだ。おそらく失恋者のたどる道筋は、美しくない恋人を呪うか、美しいと信じていた自分を呪うかである。~中略~天皇を呪うということは、天皇を恋闕し天皇を奉じて決起した自己を呪うという事であった」

雪の最中に始まった事件は、その年の夏には大部分、決着します。7月5日、非公開裁判の判決は死刑17名、無期5名、有期禁固54名。僅かな間を挟んで、12日には死刑が執行されます。ここに至る道もなかなか酷薄でありました。事件前に彼らを焚き付けた高級将校らは臆面もなく距離を保って近寄りません。陸軍省は自決の為の白木綿から、棺桶、死体の処理に使う脱脂綿や消毒薬まで用意して、武装解除に応じた決起将校らに拳銃軍刀の携帯を許し「死ね、死んでしまえ」(将校手記より)よがしの態度をとったそうです。決起将校らが法廷闘争に臨んだのは、そうした軍の「遣り口の汚さ」に憤激したからだともいいます。獄中、いよいよ天皇の言葉と意思を知った将校は、いかに打ちのめされた事でしょう。磯部浅一氏の獄中手記に以下のような言葉があるそうです。「陛下が、私共の挙を御きき遊ばして「日本もロシヤの様になりましたね」と云うことを側近に云われたとのことを耳にして、私は数日間 気が狂いました」
ついに想い想ってきた恋が破れた時、彼は髪を掻き毟ったのでしょうか?じっと牢獄の壁を見つめただけでしょうか?
いつもモノ寂しい冬の時期にRotaが226を想うのは、それが白い雪と不可分であるからだけでなく、日本の恋の凄まじい一例として、事件が際立っているからかもしれません。
(恋闕とは何かって?聞かないで下さい(´・ω・`)ノ
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by rotarotajp | 2005-11-27 10:38 | バロック

眠し!

Map作成等で遊んでいたら慢性睡眠不足&慢性頭痛でやや朦朧としているRotaであります。なおかつデリケートな尻の皮にニキビが出来てジンワリと痛く椅子に座るのが苦痛だったりもします。誰かにコッソリ呪いでもかけられているんじゃないかというぐらい不調気味な今日この頃。さて、本日も気付いた事をメモ風に1つ2つ・・・。
シラーの「ヴァレンシュタイン」(岩波文庫)をパラパラとめくっていたら、巻末解説に兵士(Soldier:独ではSoldat:伊ではSoldato)の語源由来が載っておりました。もとの言葉はラテン語の「Solidus」。「金貨」とか「兵士の受け取る給与」とかいう意味の言葉なんだそうです。つまりSoldier(兵士)には、元来「金で雇われた」というニュアンスがあるのですね。一つ賢くなりました。
さて、第二点、三十年戦争の梟雄といえばスウェーデン王のグスタフ・アドルフ。プロテスタントの保護者としてドイツに殴り込みをかけ、軍制を大幅に改革して、当時最強の軍隊をつくりあげました。アルプスを越えて、新教徒にとっては最大の「アンチ・クリスト」=法皇が住まうローマにまで進軍しようかという壮大な可能性さえ覗かせた人ですが、リュッツェン会戦でヴァレンシュタインと衝突。あえなく戦死してしまいます・・・が!「戦うハプスブルグ家」(講談社現代文庫)にこの王の最後を詳述した箇所があり、初めて知ったのですが、王の傷は以下→「右耳と目の間に銃傷」「わき腹に傷」「背中に銃弾」。なんと背中に銃弾!いやぁロマンであります。この王の死にこんな疑惑があるとは知りませんでした。学校の教科書にもこうしたことを載せればもっともっと面白くなると思うんですが・・・。第三点。三十年戦争の発端といわれる「皇帝代官窓外放擲」事件。「高い窓」から外に放り出された三人は当然死んだのだと思い込んでいましたが、実は三人とも落ちどころがよかったらしく、傷一つなかったそうです。カトリック側は「奇跡だ!」とプロパガンダの材料にしたのだとか。最近三十年戦争の時代が面白くなってきました!関連本がほとんど絶版なのはルイ時代と同様。また古本を漁りに出撃するかなぁ・・・いや、まずこの尻のニキビを根絶して・・・(´・ω・`)
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by rotarotajp | 2005-11-25 21:18 | バロック

dameoさん復元

d0052110_23545745.jpg暇なのでダメオさんのブログをもとに復元してみた。パンツの情報が欠如しておる。組み合わせはナカナカいいようだ。→http://dameocod.exblog.jp/ まあ、Rotaが帽子で欲しいのといえば鳥打帽より英国紳士御用達のフェルト帽ですね(頭大きいから相当かっこ悪いだろうが・・・)服飾関連は弱いので、ナント呼ぶのかわかりませぬが・・・イングリッシュ・ダービー・ハットであっておりますでしょうか?ください。(´・ω・`)つ
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by rotarotajp | 2005-11-24 00:08 | ゲーム
このところ本もあまり読んでいない弱り目のRota様です。膝も治ったような治らないような・・・寒くなると階段の上り下りがツラかったりする18歳。数日前、こういう困難な時にこそ普段読めぬ難解な本を!と自分を励ましつつ、分厚い学術本を手に取りました。そっちはまだ表紙と裏表紙と解説を読んだきりですが、同時期に遊び本として手に取った「指輪物語」は本日全巻再読了いたしました(´・ω・`)いや、やはりファンタジーは楽しいですなぁ(新装版は字組が嫌いなので1977年度版の字がビッチリ詰まった方を古書店で探し出して読んでいます)映画の三部作を通しで見たばかりでしたので「あ、ここも違う」「あそこも違う」と、前に読んだ時にはなかった要素も加味されて二倍おいしい。(ちなみに映画の方、サムのイメージがずいぶんRotaが抱いていたものと違っておりまして、違和感たっぷりでした!サムはもっとボンヤリした顔でないと・・・)著者のトールキン(John Ronald Reuel Tolkien)は南アフリカ(当時オレンジ自由国)出身のドイツ系イギリス人。大学を卒業してすぐに軍役に就き第一次大戦を経験、塹壕熱を患っての療養中に最初の小説を書き始めたそうです。以後は教鞭をとって生活し、第二次世界大戦後、60歳を過ぎて執筆されたのが「指輪物語」。出版されるや否や、空前の大ヒットとなりました。世のファンタジー好きでこの本を読んでいない人はいないといっても過言ではないでしょう。類似作が多数ある今となってはさすがに古臭く「血沸き肉踊る!大興奮」は皆無ですが、まったりと和みたい方はぜひお試しあれよ。
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by rotarotajp | 2005-11-23 19:15 | 私事

ゲームでウハウハ

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昼飯前にこんにちわ!ここ数日ブログの更新もせずに何にハマッテいるかと申しますと、すでに賞味期限の切れたゲーム、CoDUOのMAP造りに目覚めておりました。寸暇を惜しんで勉強いたしました結果、17日には図1)程度のMAPだったのが、あら不思議、一日平均3-4時間、総計16時間!もヤバい時間を費やして、21日から22日にかけて図2)まで進化いたしましたヨ。さすがRotaさまです。非凡です。天才です。褒めてください (T-Ty- (←何故に泣けてくるのか?)さて、こうした事がシロウトのRotaさま(18歳)に出来るのも、ゲームにMAP作成用のソフトがついてきているからです。最近のPCゲーム、色々とゲーム本体に弄って遊べる要素を付加することで、その商品価値を高める手法が一般的になってきています。(俗にこうしたゲームを「MODフレンドリーなゲーム」などと言います。MODはおそらくModification(修正、変更、改造等)の略でありませう)Rotaが嗜むCoDというゲームはFPSです。FPSとは一人称のシューティング・ゲームの意です。つまりゲーム画面が主観視点であるから、自作のMAPを眺めるのが非常に楽しいのデス。シムシティの一人称視点みたいなものですね(笑 二年近くこのゲームをやっていますが、こんな楽しみ方があるとは知りませんでした。現在はCoD、CoDUOが廃れ、DX9の使用で画質を一変させた続編「CoD2」が主流となってきています。こちらではまだMAP作成等のソフトが公開されておりませんが、公開が非常に楽しみであります。(CoD=CallOfDuty)
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by rotarotajp | 2005-11-22 12:23 | ゲーム

小弁と清蔵

フロッピーを漁っていたら出てきましたヨ!
考えてみれば5年も10年も前に書いた奴ですな。
読み直して見ると、意外とイケル。さすが早熟天才Rotaさま。

仁科信盛の守る高遠城に左中将信忠の軍勢が懸かったのは天正十年の三月である。かつて最強をうたわれた武田軍団はすでになく、有力な将の殆どは逃散している。師を発して一ヶ月余、ようやくここ高遠城に至って初めて抵抗らしい抵抗にあった信忠は大手口に討出した勢をさんざ破った後、にわかに興を憶えた様子で、自身具足をまとい、小姓衆、馬廻衆を率いて城に攻めかかった。左中将自ら駒を進めるというのだから、武将ばらには御目にとまる絶好の機会。勲立てんと、ここぞとばかり張り切った。最初は赤母衣衆の一人、戸田半右衛門が半歩先を駆けた。ところが、いざ城に乗り込もうとした瞬間に、馬から落ちてどうっと倒れる。その脇をすり抜け、小姓衆の小弁、清蔵両名が高遠城の大手をくぐり、門脇で震える城兵を切り伏せて、一番乗りの栄誉をあげた。共に前髪の残る一六歳、これほどの手柄を挙げたのは始めてである。先を駆けた戸田半右衛門は何故落馬したか判らぬようであったが、清蔵が「母衣が戸の衝木にかかったのです」と云うと「おう、確かに母衣が裂けておったわ」と頷いた。後、信長が富士のお原の陣地に小弁、清蔵の二人を召出し、感状と褒美の脇差を与えた。なみ居る諸将は「まずこの二人ほど正反対に隔たった者はおるまい」と囁きあう。小弁は伏見の賎民の子、対する清蔵は佐々の縁者で毛並みがよい。一方の小弁が女と見紛う器量なのに対し、一方の清蔵はまるで岩塊。容顔よしとはお世辞にも云えぬ。「小姓にとるなら小弁の方よ、訪客接待に出す小姓はまず美しくなくては勤まらん。小唄もよしとあれば重宝重宝」「なんの、まず武勇が第一。小姓にするなら質実な様子の者が一番だ。それに清蔵とて捨てたものではない、観世流が名人と聞くぞ」と、こんな具合。水と油ほども違う二人は、しかしひどく仲が良かった。家名ゆえ小弁より先に立ちやすい清蔵は努めて小弁を前に出そうとし、小弁は小弁で朴訥な清蔵を庇い、主上の前でこれを弁護することが多かった。
「なにか夫婦のような」左中将は二人を愛し、常に間近に置いた。
京都妙覚寺にあった信忠のもとに「明智日向守、謀反」の知らせが入ったのは、すでに本能寺炎上の最中であった。僅かばかりとはいえ寺の手勢を率い父信長に合流しようとした信忠は、本能寺付近の様子を聞いて肩を落し「ならば二条の御所へ」と手勢を返した。明智の勢はおおよそ一万三千、信忠周囲は僅かに数百である。「どうにか囲みを抜けて」と申し上ぐる者もあったが「まず明智ほどの者に手抜かりあるまい」と断じて御所を枕に討死と決まった。高遠城で功名をあげて僅か三月である。
明智勢がいよいよ二条に至ると、清蔵は小弁をつかまえて「我等、具足がない。平服で死ぬは恥ぞ」「ではまず具足を奪うか、」二人は一緒に御所を抜け出し、侍を一人選んで倒す。骸を城内に引き入れて鎧を剥ぎ、その具足を二人で分け合い身に付けた。「これでどうやら侍らしく死ねる」と清蔵が云えば、小弁は「おれは乞食の倅だ。なまじ取り立てられたばかりにひどい目に会う」
「ははは、何をいう。高遠城一番乗りの折り、戸田半右衛門の母衣に槍を掛けたはおのれであろう。あれが功名目当てでなかったとは言わさぬぞ」
「ありゃ清蔵に手柄を立てさせるためだわさ。それを正直に一人占めしなかったはお前の勝手、飛び込みはしたが一番を名乗るつもりはさらさらなかった」
「逃げてもよいぞ」
「おまいを置いては逃げられぬ」
「つくづく縁じゃの」二人は顔を見合わせて笑った。
二条城はすでに猛火を噴き上げている。「お、鉄砲を撃ち込んできた!」近衛前久邸の屋根に明智方の鉄砲、弓衆が登り、斜めに隊列をとって御所内を掃射している。二人は揃って討って出、一時鬼神の働きを為したが、たちまち雑兵にたかられ首を取られた。
火がまわり、いよいよという段になって織田左中将信忠は腹を切った。天下を約束された若駒は御歳二七であった。
桶狭間から二〇余年、織田氏の天下布武は破れたのである。
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by rotarotajp | 2005-11-15 17:37 | 私事

Call of Duty2雑感

CoD2、発売されてみれば、実に毀誉褒貶の激しいゲームとなりました。期待以上であり、期待以下でもあります。今後の注目点としては、(たぶん出るであろう)PC版用Patchでの変更点や、今回の目玉である家庭用ゲーム機、MSXBox360における発展・・・などがあります。本日は拙者、FPSの分野で絶大な人気とプレイヤー数を誇るCS:Sにも久方ぶりに繋ぎまして、様子を見てまいりました(なぜかRotaのPCではカクカクでゲームになりませんでした。どっかで具合のいいCFGを見つけてこなければ)そこでCoD2マルチの致命的欠陥は、今ひとつカリっとしない「射撃感」にあるなぁと得心いたしました。モサっとした射撃動作に甘い当り判定、キルカム画像の説得力のなさ。熱烈なCoDシリーズの1ファンとして、ここはPatchで改善していただけたらなぁ、と思いましたです。ちなみにCoD2、シングルのデキは間違いなく平均以上です。最新のPC性能がなければ最高の画質は望めませんが、一年ぐらい前の最高機種ならソコソコ遊べるように工夫されています。(DX7モードならもっと昔のでもOK!この辺が凄い!)興味がある方は、まずここでデモを探して、ご自宅のPCで動くか検証してみてくだされ。ハマること間違い無しです!今は輸入版のみの扱い。日本語版等はありませぬ。ところでCS:Sも確かにヤリ込めば面白そうなのですが、リーン(覗き込み)や伏せがない「マッチ棒が立っている」ような不自然感がいま一つ馴染めません。ここは気合と根性と夢と希望とIWの技術と(MSの資金力と)で、ぜひともCoD2、PC版を世界に冠たるFPSに育てていただきたいものであります。わからない人には全然わからないだろうゲームのお話でした。(´-ω-`)
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by rotarotajp | 2005-11-13 19:42 | ゲーム

Clear and Present Danger

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「Clear and Present Danger」はトム・クランシー原作の映画、大ヒットした「レッド・オクトーバーを追え!」「パトリオット・ゲーム」の続編「今そこにある危機」として、日本でも94年に公開されました。この小説(映画)の中の「危機」は一義的には「麻薬」のことでありましたが、あれから早10年以上・・・麻薬戦争という言葉は、なんとなく霞んでしまった観があります。911もあれば、アフガン・イラクの戦争もありました。そして今日現在、世界を見渡してClear「明確」でPresent「すでにある」な危機、といえば、この冬を前にして、何を置いても「鳥インフルエンザ」でありましょう。米の主要ネットワークの中には、この疫病の世界的な大流行を予言し、数週間分の食糧、飲料水の備蓄を呼びかける所さえあります。いったん流行が始まれば、重症急性呼吸器症候群(SARS)に匹敵する、あるいはこれを凌駕する大騒動となるのは必至の情勢で、今は台風の前の静けさという所です。狂牛病といい、鳥インフルエンザといい、SARSといい、0-157、AIDS、アレルギー、その他諸々、得体の知れない「危機」が、まあ、よくもこれだけ次々と発生するものです。それに麻薬・テロ・戦争まで自分の手で加えるのですから、人間は意外とタフな生物なのかもしれません。
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by rotarotajp | 2005-11-11 17:44 | 時事

レクイエム

昨夜は眩暈がするほどの頭痛で死ぬかと思って今朝、メインで使用しているデータバックアップ用のUSBスティックが紛失していて泣きそうになりました。昨夜のことは頭痛薬飲んで風呂入って半死半生でネムネムした記憶しかありません。ヤバイヤバイと思いながら机をかき回して、ふと思い立って古いフロッピーケースの中をのぞいてみたらありましたです。いやぁ、目茶目茶ヤバい所でした。神様仏様Rota様ありがとう!さて、気を取り直して・・・・最近、モーツァルトのアルバムを数点調達してきてPCに仕込んであります。レクイエムの入祭唱とキリエがお気に入りで、特によく聞きます。Rotaはまったく切支丹とは縁遠い人ですが、曲を繰り返し聴いていると、次第に敬虔な気分にもなってきてしまいます。仁侠映画を鑑賞した後「ガニマタ・ヤブニラミ」で道を歩いてしまうように、曲を聴き終わった後は、自分がキレイで大きいモノになった気がします。宗教曲の効能というのは実に大変なものですネ。この超無神論者のRota様が資料として買い漁って、ついに読む気がしなかった聖書関連書なども読んでしまいますヨ・・・・。

「カラスを見るがいい。種もまかず、刈り入れもせず、納屋もなければ倉もない。にもかかわらず、神はカラスを養ってくださる。きみたちは空の鳥よりはるかに価値のあるものではないか。くよくよ考えることによって、自分の背丈をわずかでも伸ばすことができるのか。そんな小さなことさえ出来ないのに、なぜあれこれと頭を悩ますのか。野のユリがどうやって育つか考えてごらん。糸をつむぐわけでもなく、布を織るわけでもない」(新約聖書:角川文庫)

「お父様、あの人たちを赦してやってください。何をしているか知らずにいるのです」彼らは籤を引いてイエスの着物を自分たちで分けた。民衆は立って見物していた。最高法院の役人たちは鼻で笑っていった。「人を救ったのだ、今度は自分を救えばいいのに。神の救世主(キリスト)、神に選ばれた者なら!」(新約聖書 福音書:岩波文庫:ルカ福音書より-十字架にかけられたイエス)

そういえばキリスト最後の日を扱った映画「パッション」はなかなかでありました。ユダヤ系の強い反発があったとも聞きますが、Rotaには結構配慮しているように思えました。だいぶ噂になった暴力的な描写もたいしたことはありませんで、メル・ギブソンはハード・マゾという噂を裏書するかのような場面は多々ありますが、まあ、題材が題材ですから避けては通れなかったのでしょう。難しい顔で聖書を読むよりは楽にキリストの最後を想像できる映画です。
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by rotarotajp | 2005-11-10 14:15 | 私事