日々是勉学


by rotarotajp
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Bow殿宛私信

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(注:以下の記述はAoE3というRTSゲームに関係しています)

燃える話題に朝から飛びついてしまうわけでありますが!
スウェーデン、いいですねぇ!実際、ヴァレンシュタインの対抗馬グスタフ・アドルフが出てこないのは変でありますよ。何といっても戦争技術に革命を起こした王さまなのですから。ドイツの聖堂系にはヴァレンシュタインのみならずティリーまで載っているのです。だというのに、グスタフ王の名前はどこにもない!何という、何という不公平でありましょう!と、突っ込みつつ、神聖ローマの話に移ります。
ヴァレンシュタインもティリーも実際には「ドイツ」ではなく神聖帝国の軍人なのですが、なるほど大雑把400年にもまたがるゲームの中で「文明圏」の扱いはとっても難しい。特に「ドイツ」を考えると、欧州の中央部にデンと居座っていた「神聖帝国」の曖昧さを実感しますね。ゲルマニア、イタリア、オーストリアという名は、ローマ時代からの地名で「地理的概念」(ヴォルテール)ではあっても当時は勿論「国名」ではありません。(国とはなんぞや、という議論もあるでしょうがパスの方向で・・・(´Д`υ)・・・)オーストリアという「国名」が出てきたのはナポレオン戦争以降ですし(それまではハプスブルグ世襲領)、イタリアも統一までは小勢力群の集まり。ゲルマニアも、選帝候領が合体して、どうやら国というものにまとまったのはビスマルクの時代です。ナポレオン3世やらの時代ですヨ・・ヘタしたら海軍にゃUボートが出てます(笑)そもAoEというゲームに一勢力としての「ドイツ」という名が出てくること自体、やや時代錯誤的なのです。足利尊氏と武田信玄と水戸黄門と勝海舟が一緒にいるような滅茶苦茶な話です。でも・・でも・・そこがイイ!!イイ味だしてるヨAoE!
ところで拙者が期待する拡張パックは、世界を丸ごと舞台にしたAoE「文明の衝突」っ!日本!日本!どうせ日本はサムライの特攻系にされて弱いでしょうがネ。実際には秀吉の末期、30万の純軍事要員と、およそ10万の高性能銃(火縄)を持った破格の軍事国家としてAoEでいえば2の時代の最強国家であるはずなのですが・・・。しかし3の時代、4の時代と進むにつれて弱くなる。日本が300年の無戦争鎖国をやってる間に、欧州は大戦争を繰り返して、結局世界最強国家群にのし上がってしまった。もし歴史に教訓があるとすれば「久しく戦争をやらん国はやがて没落する」という事なのでしょうかしら。ちょっとヒトラーが口走りそうなセリフです・・雑学でもナンでも歴史はホントに面白いですヨ・・小学校で英語なんぞやらんでいいから、もっと国学を・・ゲフォゲフォ・・・
(注:ゲルマニア=Germania、ラテン地域名の末尾iaを揃える為、あえて使用した)
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by rotarotajp | 2006-03-30 08:46 | ゲーム

気力

さて、今日も頑張るぞっと・・・ゲフゲフ
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by rotarotajp | 2006-03-30 07:25 | 私事

名僧列伝

いま講談社学術文庫の「名僧列伝」が密かなマイ・ブームです。全体にあばたもエクボ的な評伝が多いようですが、一つ一つが面白い。僧侶伝への入り口として最適ではないかと思われます。ただ難点は「いま夢そう国師がカッコイイと思っていてね」とか友達にはいい難いところですね(笑 僧侶伝を読むと「日本の知識層は長い間、僧侶だったのだなぁ、」と実感します。朝鮮征伐で儒学が日本に入って以降、江戸期にはそうした図式も変わっていったのでしょうが、それ以前はずっと「学問があるのだね」という人は僧侶ばかり。
・・・ところで儒学といえば、純日本的と思われがちな水戸学派やらは、思想的には朝鮮儒教の系統を引いているといわれます。日本に入ってきたのは「幸い儒学で儒教ではなかった」と言う人もいますが、日本帝国の理を優先する非現実的言辞は、なるほど形は違えど朝鮮儒教的であった、といってよいのではないかと一考。
今の北朝鮮の放送などを見て「ちょっと前の日本そっくりだなぁ」と思うのは間違いで「ちょっと前の日本」が彼らにそっくりだったのかもしれません。韓国のわかりつらい小中華主義にも、日本帝国を彷彿とさせるものがありますね。精神的兄弟のようなこの三カ国(二カ国か?)にお互いを蔑みあう文化があるというのも、実に不思議なことです・・・ふーむ、次は儒教の本でも漁ってみますかな・・・・「名僧列伝」のような初心者入門本があればいいのですが・・・
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by rotarotajp | 2006-03-24 08:34 | 私事

バロック回帰

バロック(太陽王)以降の軍装:
太陽王の54年に及ぶ親政期間のうち、34年間は戦争に費やされたといいます。その間の軍制の変化、軍装の進歩は非常に興味深く、現代に残る軍隊の基礎の多くがこの時代に創られたと言われています。太陽王の時代、戦争に投入される兵の絶対量が激変しました。フランス以前の覇者スペインは4万の兵で欧州を動かしたといわれますが、太陽王はその治世に40万の軍を必要としました。王が兵科毎にお揃いの軍服を用意したのは、戦争が「マス」の領域に入ったからでありましょう。パイク兵の鍔迫り合いは姿を消し、大量のマスケット銃で、火力を集中させる戦術が用いられるようになります。銃に対しては無力で、しかも素早い動作を妨げる重装備(鎧兜)の兵は駆逐され、軍服は現在見られるような、布製のものとなります。士官は胴当てを着込む事を「勇気のない証拠」とみなして戦場に臨んだので、消耗率が極めて高く、勅命を発して、士官に胴当ての着用を義務づけた事もありました。胴当ての効能は後に見直され、特にナポレオンは重装備の突撃騎兵に価値を見出し、巧みに運用しました。
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by rotarotajp | 2006-03-21 18:05 | バロック
最近の自分の中のナチズム・フィーバーにも厭きてきた。闇が暗く深いのと同様、光は眩しいほどであるが、短命に終わった運動なだけにハリボテ感がつきまとう。
虐殺収容所の看守には、当初、ナチス党内でも良心的と認められる人間が派遣された。それは芸術家であったり、弁護士であったりした。彼らの大部分は任務を遂行する過程で心身に変調をきたした。残りの一部はナチス党としても認めがたい真のサディストになったといわれている。
ナチズムは「最終的解決」として「浄化」という概念を確立した。髑髏を記章として用いた彼らは、知らずに最も相応しいシンボルを選び取った。ナチズムは「涅槃の平和」を追求した運動といえるだろう。
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by rotarotajp | 2006-03-20 18:08 | 私事

Triumph des Willens

 長らく観たかった映画「意思の勝利」(Triumph des Willens)を初めて全編通して観ました。1934年、レニ・リーフェンシュタール製作。同年の9月4日から6日間、ニュルンベルグで行われたNSDAP全国党大会の記録映画です。ヒトラー、ヒムラー、ゲーリングは勿論、これから絶頂に向かうナチスの最高指導者の面々が勢揃い。大会の演出は後の軍需相アルベルト・シュペーア。翼幅100フィートの巨大な鷲、無数の鍵十字旗、サーチライト、篝火と煙。極めて印象的で美しい映像が続きます。
リーフェンシュタールは、ほとんど牧歌的に、統一され安定した、力強いヒトラーのナチス帝国を描きますが、実際にはこの年の6月30日、レームを初めとするSA幹部を大量粛清する「長いナイフの夜」が起こっています。
その夜、反ナチ政治家を含む数百人が殺害されました。粛清は7月2日早朝まで続いたといわれています。レームは「すべての革命はわが子を貪り食らう」という言葉を残し拘束され、処刑されました。
レームはSAの伝説的人物で、崇拝者を多く持っていました。彼はいわゆる「褐色革命」の保証人でありました。
映画の中で最も印象的なシーンの一つ、5万のSA隊員を前に演説するヒトラーは、そうした人物の殺戮を命じた張本人でありましたから、あのローマ神殿を思わせるスタジアムで、彼が復讐の銃弾を恐れていなかったはずがありません。事実、黒服のSSが褐色服のSAに立ち塞がる場面もあったそうです。(SSは総統親衛隊)しかしながら映画にはそうした緊張は描写されず、SAは総統に変わらぬ永遠の忠誠を誓っています。
さて「意思の勝利」には、映画ならではの発見が多くありました。
ヒトラーのテーマ曲バーデンヴァイラー行進曲、それが実際にヒトラーの登場と共に演奏される効果をRotaが観たのは初めてのことです。事あるごとに歌われるDie Fahne hoch(Horst Wessel Lied)をこれだけ聞いたこともない。今もドイツでこの歌を歌うのは違法とされているそうです。ナチ党旗と、いわゆる「血の旗」(血染めの旗と訳すべきか?)の儀式も初めての情報でありました。勿論「血の旗」の旗手が常に同一人物であることも知りませんでした。
またこの映画ではNSDAPの性格、その全体の基調が、極めてわかりやすく描写されています。NSDAP、国家社会主義ドイツ労働者党、という言葉の意味がその文章以上にすんなりと頭に入ってくると思います。ヒトラーの演説とその雰囲気を体感し得るのも、美点(?)の一つでしょう。
現在のわたしたちは、この後の崩壊、これら主要人物のおこなった非道、この歓声をあげるドイツ国民の直面する悲惨、をよく知っているわけですから、この映画の訴える主題(すなわちナチス国家)になかなか共感は抱けませんが、なぜ多くがこの運動に殉じたかを察することは出来ます。映画は古いヨーロッパ、世界の支配者に登りつめた文化の、最後の閃光を連想させます。ヨーロッパ人がそう聞いたら怒るでしょうかね?何はともあれ必見、唯一無二の映画であります。アマゾン等で検索する時は英訳のTriumph of the Willで。
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by rotarotajp | 2006-03-15 18:20 | 私事

どーも気分がすっきりしない。この数年なかった虫歯まで来た。花粉症も来た。
財布の中身はお寒いかぎり。頭痛も治らん。集中力も今ひとつとあっては何をかいわん。身体全体がむくんでいるようだし、眩暈まで感じる。コーヒーを啜ってもまずいまずい・・・
こういう時はグィッチャルディーニを読もう・・・
「生まれ持った素晴らしい資質に優れた学問がむすびつけば最も高貴な構成物をつくりあげる」
ふん、資質には疑問があるが、己を信じて日々是勉学。どっこいしょっと・・・
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by rotarotajp | 2006-03-14 16:02 | 私事

こっそり

こっそり叛乱軍のHPを制作。
[叛乱軍]
弱くて負けてばかりだが楽しい・・・さすがは評判高いAoEブランド。結果の集計システムにしても、クイック・サーチで対戦相手を探すシステムにしても、ESO集中という多少の弱点は抱えているとしても俊逸。
ゲームそのものは、アメリカン・コンクエストなどに比べると(Rotaには)パズル・ゲーム、数字ゲーム的要素が強すぎる気もするのですが、カードのおかげでギリギリ許容範囲内。ちょうど力量が噛みあう人と当った時の、お互いの悪あがきっぷりが実に快感です。1ゲーム、15分~30分程度で終わるのもいい。
ゲームといえばCoD・シリーズ。せっかく憶えたMAPの造り方やテクスチャー弄りの方法も忘却の彼方・・(´-ω-`)・・・パッチもSDKも遅すぎたよIW(製造元)さん・・・まあ、あまり期待を募らせておいて、パッチがしょぼかったらそれもヤバいのですがね。とにかくMAPツールが欲しい・・・人口が多いのでCSS、HL2系のカスタムMAPなども造りたいのですが、Quake/Doom系のRadiantを憶えたのだから、まずはこちらで1MAP造っておきたい。ソース系に行ったらたぶんこっちのは上書き保存されて忘れちゃうので・・・ああ、脳の容量もPCみたく増やせないものか!
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by rotarotajp | 2006-03-12 17:11 | ゲーム
どうもこの所だらけている。大きなものに挑戦する意欲が減退しているようだ。狭い子供用プールで水を叩いて憂さを晴らしているような、少々情けない毎日である。ある本に「振り返ってみて三十代を幸福だと感じる人間はほとんどいない」とあった。その人によれば「三十代」は完成へと力強く向かう時なのではなく、より自分の「不完全さに対する不満」を痛感する時なのだそうだ。なるほど、不満なら山ほどある。途方に暮れる時もある。ルソーが懸賞論文に応募して名を売ったのは三八歳の時だ。ダンテは三五歳にして「幻影」を見て「神曲」を書いた。ニーチェは最も重要な著作を、その哀れで貧しい三十代の間に量産している。ニーチェは「収穫の時」であるはずの四〇代で発狂し、不幸なまま世を去った。評価されたのはその死後だ。アレクサンダーやナポレオンのことは考えるまい。生まれる子を次々と孤児院に放り捨てたルソー、博打と女で身を持ち崩したモーツァルト。生まれ故郷を離れ、イタリアに逃避したゲーテ。
まあ、まだ18歳のRota様には三〇代の憂鬱など無縁なものであるのだが・・・
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by rotarotajp | 2006-03-10 14:33 | 私事

兵士と貧困

総力戦の時代となって、貧困=兵隊の図式は崩れたかに思えますが、最近、いわばアメリカ軍のプロパガンダじみた映画やゲームに接する機会があり、あらためて軍隊と貧困について考えさせられました次第。
かつて兵士の最も大きな供給源が「貧困」であったのは周知の事実です。三十年戦争時、ヴァレンシュタイン公の徴募隊に人が群がったのは、生活の基盤を破壊され、貧困に喘ぐ人々が「唯一つの生きる道」として軍を選んだからです。太陽王は継承戦争の最中、何度か休戦を考えましたが、顧問の進言を受けて考え直したそうです。曰く、休戦すれば荒廃した農村が復興する。農村が復興すれば軍の志願者が減り、志願者が減れば軍が弱体化する。軍が弱体化すれば最終的な決戦でフランスは敗れるであろう。という理屈なのです。226の青年将校らが昭和維新の必要を痛感したのは、彼らが弟とも子供とも慈しむ部下の兵士らの、その貧困を肌で知っていたからです。
さて、現代、「アメリカ軍へいらっしゃい!」的ハリウッド映画を見てもゲームをやっても、ターゲットは明らかに若年層、貧困層、知的貧困層であり、おそらくは混ぜ込まれたプロパガンダをプロパガンダと理解しない、ないしは理解しようとしない人々であります。かつて映画「トップガン」が大ヒットした時、一時的に軍の志願者が激増したとかしなかったとか・・・
Rotaは決してアメリカ軍の存在意義に疑問を差し挟むつもりはないのですが、その兵力確保に、映画やゲームを利用する方法が、「意図して」ないし「誘導して」おこなわれているとしたら、そんなゲームはやりたくないし、映画も見たくない、と思った本日でありました。本当に面白ければ臭い所だけつまみ出して楽しみますがね・・・^-^;
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by rotarotajp | 2006-03-06 17:05 | 時事