日々是勉学


by rotarotajp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2006年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

時事問題色々

 ボクシング界は期待の新人をあっさりと葬り去ってしまった。ボクシングのみならず、広くプロ・スポーツの世界に波及しそうな内容だ。勝利者でありながら、おそらくは苦いものを感じているであろう本人の苦衷はもちろん、なぜこのような形に持っていかなくてはならなかったのか?莫大な賭け金が動いていたとも、裏金があったとも、憶測は絶えないが、本当のところはわからない。とにかく、先だっての試合は、これからも金の卵を産むはずだった鶏をかっさばいて、その場で食えるだけの唐揚げにしてしまった。メディアの英雄はメディアによって抹殺された。瞬間最高視聴率50%越えとの数字もある。それだけの数の人間が、試合を見て、なおかつ判定の結果を聞いてしまった。盛り上がりかけたボクシング人気もこれでおじゃんだろう。各ジャッジの場面場面における判定を公開し、一般、識者の意見を広く求めて、個々の点数について納得できる根拠を提示できれば、あるいはこの結果を救うチャンスが生まれるかもしれない。しかし、ベネズエラ紙のそれは別格としても、試合を放映した局に抗議の電話が殺到、といった報道をみると、すでに多くの人間が「不正」を予感してしまっているかのように思える。
 かの英雄はまだ若い。きっと銭だけでは満たされない渇きもあるだろう。不運を跳ね飛ばし、大晦日の防衛戦で今度こそ真価を発揮してもらいたいものだ。

 さて、キューバのカストロ議長は死んでいるのか生きているのか?NHKは「国営放送の発表」と但し書きをつけて議長の入院を報道したが、なにぶん独裁国家での重要人物の生死は判定が難しい。朝日が林彪について確信犯的に大ポカをやって以来、世人は報道の裏を読む技術を養ってきているが、さて、キューバの独裁者の生死やいかに。さらに付言すれば、議長の後釜には議長の弟が入ったとの事。共産圏で血縁の世襲が行われるのは北だけかと思っていたら、そうでもないらしい。共産主義の理想に殉じた同志に恥じるところはないのか?ぜひ一度聞いてみたいが、強制収容所のある国では絶対に口に出来ない質問でもあります。

 台湾における児童人身売買が10年で360余人という記事にも驚いた。「違法に養子とするケース」とあるから、おそらく大陸から子供を台湾に売りに来るという事であろう。平均すると一人の値段が36万台湾ドルだそうである。1台湾ドルが3円50銭だそうだから、子供一人養子にするのに126万円。高いか安いか・・・?
 子供で驚いてはいけない。大陸の人は何でも売るようだが、最近読んだ記事に内臓売買に関するものがあって驚いた。移植用に売り払うのだそうだが、中共が国家ビジネスとしてやっているケースもあるのだという。どうも囚人の内臓を抜き取って売っている疑いがあるのだとかで、例のホウリンコウ騒動と大量検挙があった後に、安価な内臓が大量に出回ったのだそうだ。収容所では全身に縫合痕がある遺体が散見されたという。あまりにもあまりな話なので、プロパガンダの類かもしれぬが、収容所国家はこのような評判をたてられても「違います」とはいえぬ立場にある。マコトかウソか?なんにせよ気持ちの悪い話だ。あちらの組織に所属して冷血残虐の限りをつくした人間でも、刑務所、収容所を恐れるというから、そうした場所がこの世の地獄であるのは間違いなかろう。だがそこに思想犯や政治犯が同じく収容されていることを忘れてはならぬ。自由民主主義を奉じる平均的日本人なら皆そこに入る資格を持っているのだからなお更だ。
[PR]
by rotarotajp | 2006-08-03 18:55 | 時事

ビジョルド

 「何年待たせるつもりだ!」というぐらい出てなかったビジョルド(Lois McMaster Boujoid)の邦訳新刊(邦題「メモリー」上下巻:創元SF文庫)が出ました。購入してその日のうちに一気読みして、長い間の楽しみが一瞬で終わってしまいました。実に不愉快至極。あまりに早すぎて欲求不満が残ります。続きが読みたい!!!!ノンフィクションや簡単なファンタジー程度なら原書をあたってもいいのですが、残念ながらSFは辞書を引く回数が多く、しかも特殊な用語が多いので苦労が報われません。惑星連合やらワープ・ドライブの仕組みやらを読み解いても虚しいばかりです。ビジョルドのマイルズ・シリーズも、それらしくないとはいえ一応はSFですから、事情は同じ。そんなわけで、Rotaさまには、このシリーズ、訳本待ちしかありません。巻末の解説によると、あと三冊未訳本があるとかで、非常に楽しみであります。ちなみに種類としては本格SF?でも文芸大作でもなく、よく出来た娯楽本です。しかし侮るなかれ、ビジョルドはすでに4回ヒューゴー賞をものにし、回数であのハインラインに並んでいるのだそうです。読者受けする作家さんなんですな。シリーズものなので、どれか一冊に絞ってお薦めするわけにはいきませんが、マイルズ・シリーズなら「名誉のかけら」か「バラヤー内乱」あたりが読みはじめにはいいと思います。(ただし主人公のマイルズはまだ出てきません)笑)マイルズ・シリーズとは無関係の独立した本としては「スピリット・リング」なるファンタジー本が出ております。味見程度の一冊で終わらせたかったらこれもお薦めです。
[PR]
by rotarotajp | 2006-08-02 02:25 | 私事