日々是勉学


by rotarotajp
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<   2008年 03月 ( 8 )   > この月の画像一覧

テレビをみて(@@)

 Rotaは経済がわからないド素人なので怒られるかもしれませんが・・・
 東京の都知事は、いわば名を捨てて人を救ったのだなぁ、と思っています。この人がつくった銀行に助けられた人は多いのではないでしょうか?

 某テレビ番組を見ていたら多重債務問題は「弁護士が金を儲ける為に作り上げたものではないのか?」と発言されている方がいて、呆気にとられました。
 グレーゾーン金利部分の取戻しをモラル・ハザードとまで言い切っておられる。

 最高裁判決が出てその扱いが確定してからもグレーゾーンを利用してお金儲けをしていた人に、そのお金を返還させるのは社会正義だと思っていたので、そのメディアの問題の捉え方が衝撃でした。

 モラル・ハザードというなら、人の無知と苦境を利用してその人を利息奴隷のような状態に追い込むことの方が、よほどのモラル・ハザードだとRotaは思います。

 法律の考え方についても、Rotaは自分が世間一般に合致しているのか不安になってきていますが・・・仮に法廷の裁決に不満があったとしても、判断が出た以上はそれに基づいた行動をとらなくてはならない。業者の方々は「それじゃ儲からないから」とリスクをとって業務を続けられたわけですから、そのペイを求められるのは当然だと思います。

 これを「日本のサブプライム問題になる」「業者の自殺が心配される」などと危機感を煽る構成で放送されると「ええええ?」と頭の中が疑問符だらけになってしまう。
 それにいくらグローバル化経済といっても、人種差別的とまでいわれるアメリカの猛禽じみた金融を見た直後に「日本の金利は低すぎる」「グレーゾン金利ぐらいのものはあたりまえ」「消費者の自己責任」では、人間としての資質を疑います。

http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm
 いまや周知となった世界的自殺大国、日本。
 その自殺者の内訳を見ると経済・生活問題に起因するものが多いといわれています。「それと貸金業者をリンクさせる根拠はあるのか?」と、番組の「有識者」の方がいっておられました。
 少し古い数字ですが、先にも投稿いたしましたとおり、この十年間の自殺者は年間3万人前後ですし、「2005年の自己破産申立件数は18万件、路上生活者約3万人の8~9割が多重債務問題をきっかけとしており、生活苦・経済苦による自殺者は約8000人」なのだそうです。この8000人という数だけに絞っても、一年間に交通事故で亡くなる方の数とほぼ同数。(交通事故死は年間9000人前後)
 数字の巨大さを考えれば、この部分をどうにか管理しようというのは自然の発想ですし、債務者と債権者の関係に目が行くのも当然でしょう。死人にくちなしで因果関係の追求は出来ませんが、相当数を予想するのが常識というものではないでしょうか?

 警察のヤミ業者摘発や、生活のセーフティ・ネットが、実際問題として整備できていない以上、当座、現実の問題を解決する政治の手法として、新銀行東京をつくった知事を、Rotaは尊敬します。世の貸し渋りも今はは緩和されつつあるそうです。新銀行は緊急救命の絆創膏としての役割を十分に果たしたのではないでしょうか?
 少なくとも都民にとって、都知事は英雄なのではないかと思うのですが、まあ、Rotaは都民ではないので・・・この辺で・・・・
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by rotarotajp | 2008-03-30 20:00 | 時事

世襲

 昨日、権力の血縁関係に基づく委譲、といったようなことを適当に書いた手前、ちと調べてみました。いいかげんなので間違いもあるかもしれません。

 以下は田中角栄総理以後の総理大臣一覧です。
 実際には何を持って世襲とするかはもっと難しいのでしょうが・・・汗)

 父親が政治関連の職の場合は▲、ただしそれにも幅があります。限りなく●に近い▲もあれば○に近い▲もあります。
 だいたいにおいて有力な一族の出であることが多いので、何のバックボーンもない人はほとんどおられません。
 正確を期する方は自分で調べてくだされ。いずれにせよ各々方々の名誉を貶める意図は毛頭ありませんので、もし間違いがあれば全てRotaの無知によるものです。

○が無世襲
▲が半世襲(町長等、政治家家系等)
●が世襲
●●三世以上


○田中角榮
○三木武夫
▲福田赳夫
○大平正芳
○鈴木善幸
○中曾根康弘
▲竹下登
▲宇野宗佑
○海部俊樹
●宮澤喜一
▲細川護熙
●羽田孜 
○村山富市
●橋本龍太郎
●小渕恵三
▲森喜朗
●●小泉純一郎
●●安倍晋三
●福田康夫

 最近数世代は真っ黒ですがな(汗

 2006年度版衆院の世襲議員一覧だそうです↓
自分で調べるのは大変なので引用させていただきます
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1251/ses.html

 480席で計算して四分の一弱が世襲議員ということでいいのかしら。
 圧倒的に自民党の方が多いのですね。
 民主党執行部も小沢氏鳩山氏までは世襲、岡田氏はイオングループ名誉会長の息子さんだそうです。鳩山氏も資産家で有名ですが、この方は母方の祖父がブリジストンの創始者。

 ちなみに2006年で衆議院議員の公開資産平均は5000万円だそうです。
 保有株の時価や家族名義の資産は公開金額に含まれないようなのであくまで目安です。例えば民主の鳩山氏の法律に基づく公開金額は2004年に20億弱ですが、先だっての株安時には保有株の時価計算で40億前後の損があったのではと話題になりました。
 資産公開法は一般に罰則もないザル中のザル法とかいわれますが、久間元長官の一億円受領未申告など、時折活躍しているようです。

 政治家がお金持ちでも勿論構いませんが、お金持ちしか政治が出来ないという風では困りものです。もっともっと資金面はクリーンにして、熱意ある専門家が政治に参加できるようになるといいですね。だって今の内閣で活躍している方は学者出身の方ばかりですもの・・・

 話が脱線しました^^;

 民主党が多数派で政権をとって、もしも地盤の継承を禁止する法律を通せば、自民党の衆院議員のうち70~80名ぐらいは長い目で見て議席を失いそうです。
 憲法上も人権上も立候補の制限は出来ないと思いますが、間にワンクッション置くとかはあってもいいのではないでしょうか?
 2世などはまだしも4世~6世とかになると文字通りの「貴族」です。

 もっとも選挙で選ばれているのですから無問題ですね。
 世襲だけでなれるわけでもないでしょうし、なにより国民がそうした状態を望んでいるのですから。
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by rotarotajp | 2008-03-25 18:51 | 時事

East is East, West is West

 以下はThe White Man's Burden(白人の義務:重荷:責務)の一節です
http://en.wikipedia.org/wiki/Rudyard_Kipling
http://history.binghamton.edu/hist130/docs/wmb.htm

Take up the White man's burden
And reap his old reward
The blame of those ye better,
The hate of those ye guard

白人の「義務:重荷:責務」を背負って立て
そしてその古い報酬を受け取るのだ
君たちが啓蒙する者からの非難と、
君たちが守る者からの憎しみを

(本当に今回はテキトウ訳:炉 
「義務:重荷:責務」と三つ続けたのはどれが一番いいか判断に苦しんだ為。
old rewardのoldは何を意味するのだろう?
The blame of those ye betterはいま一つ自信なし:文意からすればこうだと思う)

 これは「文明」を広げる白人の責務について謳った詩の一部で、「ジャングルブック」で有名なキップリングの作だそうです。(全文はリンク先で読んでくだされ)

 現代におけるこの詩の評価は「支配者である白人の非白人に対する滅私の責任」(舌噛みそう・・)と「欧州帝国主義、植民地主義の正当化」と、この二点に絞られるようです。
 敗戦の後、白人に「啓蒙」された非白人の一員としては、やや舌打ちしたくなる内容ですが、少なくとも「白人」の世界征服には、一攫千金のコンキスタドール根性ばかりでなく、こうした伝道師的気概もあったということは認めなくてはならないでしょう。

 で、今日は何が主題かというと前回に引き続いてチベットなのです。

 中国共産党はまだ中世(神権国家)であったチベットを「文明化」したと主張しているようです。
 その途中で大変な虐殺があったといわれていますし、動機の大半は国益と毛主席の名誉欲の為だったのでしょうが、それにしても鄙びた土地と風土を、半世紀を費やし植民地化した共産党の、下部はともかく、上層部の思惑は何だったのかと、そんなことを考えました。その過程で、上記の詩を思い出したのです。

 共産党の指導部というのは「欲」の臭いがしません。例えば鄧小平氏の一族が大金持ちだとか、温首相の子供たちが大財閥の総帥になったとか、そんなことはあまり聞かない。
 ところがこちら側は事情が違います。
 合衆国の大統領も、わが国の首相も、みな血縁関係の中で権力が継承されています。昔風にいえば僭主(日本の制度上、選挙で与えられるべき権力が結果として血で受け継がれているから)のようなものです。衆愚政治に僭主はつきものともいいますが、中国共産党から見たら、なるほど奇怪な政治体制でしょう。
 
 もっとも、だからといってチベットの事件の陰惨さが変わるわけではありません。そうした部分とはまったく別の話です。
 中共のチベットに関する主張は、善意で捉えた時にも鼻につきます。
 日本がアジアを「文明化し、解放した」という概念同様、敵意を生む主張です。
 White Man's Burdenの小鼻の脇から見下すような言葉が苛立たしいのと同じです。

Take up the White Man's burden
白人の「義務:重荷:責務」を背負って立て
Send forth the best ye breed
君たちが生んだ最良の者を送れ
Go bind your sons to exile
君たちの息子を荒野へ流せ
To serve your captives' need
君たちの虜囚に仕えさせる為に
To wait in heavy harness,
重い頚木に繋がれて待つ為に

On fluttered folk and wild
(ここはどういう意味かわからん)
(落ち着かず野蛮な、かしら?)

Your new-caught, sullen peoples,
Half-devil and half-child.
半分は悪魔で、半分は子供の
君たちの新しい、不機嫌な虜囚の民のもとへ

(注:訳に自信なし)
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by rotarotajp | 2008-03-24 18:42 | 時事

感想

 今回チベットの映像がほとんど流れてこない所が「やはり秘密の国なのだなぁ」という印象を強めました。
 いま時ここまでメディアを締め出せる大国はこの国ぐらいかもしれません。国内ではYOUTUBEの閲覧出来なかったり、都市部ではテレビの受信に妨害が入ったりしたそうです。インターネットはもともと検閲しているからいいにしても、一体どうやってテレビまで見れなくするのやら・・・。デマでしょうかね?

 欧米でのこの事件に関する世論調査は以下↓
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/457.php?lb=hmpg2&pnt=457&nid=&id=

 チベット民族が結局どうしたいのか、したいことをやり遂げるだけの力があるのか、という問題ですので、Rotaは格別意見を持ちませんが、コソボ、クルド、チベットと、最近はこの類の問題が多いなぁ、とは思います。今日の選挙で親中派が政権をとれば、遠からず台湾もこの列に並ぶことになるのでしょう。

 人道の点からは、誰にも見えない閉鎖地域で、どんな恐ろしいことが行われているのやら。しかし国連も議長があの方では・・・と、思うことは色々あります。神権政治も宗教国家も別に好きではないのですが・・・

 民主のペロシ下院議長がさっさとダライ・ラマに会いに行くあたり、アメリカはこうした時の割り切りはすげぇなぁとビックリです。良くも悪くもジョン・ウェイン流。
 イギリス首相は結局どうしたのだろう・・・
 こういう問題にはうるさそうなフランスやドイツは、ほぼ沈黙。
 あとは胡主席(訂正:恥ずかしやな・・・)の日本訪問が中止になればいいなぁ、ぐらいのことは思います。いらっしゃったら「大歓迎」するしかない日本です。予定は4~5月でしたかしら?・・・変なニュースが漏れてきそうな頃合に重なったら、えらいこと「人権」諸国家に対して肩身が狭くなりますネ。主席になんかあっても、それはそれでえらいことです。

 さらには報道諸メディアがこれほど脆弱なものとは思っていませんでした。みんなインターネットの情報を覗き見している方がよくわかる感じではないでしょうか?
 新華社通信の発表を翻訳して発表するだけというのが、昔ならプラウダを丸まま発表するのと同じでありえないスタイルです。さすがにここ最近は「新華社によると」と注意書きに留意を求めたり、亡命政府の発表を併記したりするものが多いようですが・・・

 ・・・はて、どうなりますやら・・・感想でした。
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by rotarotajp | 2008-03-22 18:43 | 時事

素描

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I don't like Mondays

1979年、サン・ディエゴの16歳の少女が父親に買い与えられたライフルを持って通りの向かいの小学校に行き、無差別?に発砲して二人が死亡した。警官が理由を問いただすと、彼女は「月曜日が嫌いなの。これで元気をつけようと思って I don't like Mondays、This livens up the day」と答えた。誰を撃とうとしたのか?の問いには「赤と青のジャケットが好き I like red and blue jackets」

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 ボクは三島由紀夫のファンではないけれど「若きサムライのための精神講話」という結構な題の本の「退屈した平和な時代は、ある意味では爛熟した芸術を生むけれども、その爛熟した芸術は、その生の不安に耐えられない魂を、十分に魅了することができない」と、いう文章には共感します。

 今は色々な分野で亜種亜流、変異種が雨後の筍のように生えて出る、聖書でいう偽キリストの時代なのではないかと思います。
 例えば漫画ですと、手塚治虫氏や松本零士氏のような人はいないけど、似たようなモノをもっと綺麗な筆で描く人は沢山いるという時代です。
 そしてその作品群にはいびつさが、狂笑が混じっています。
 格別それらが劣っているというつもりはありません。始祖よりも格段に優れているものかもしれません。
 でも世の中の人は、こういう繊細で技巧的な刺激には慣れすぎて、もう感じなくなっているのではないでしょうか?

 江戸の太平期にも鈍磨した感性を刺激する為に「細川血達磨」のような、格別に陰惨な話が創造されましたけど、エロもグロも食い飽き、やがては矮小化して「たった四杯」の戦艦に国を破られてしまいます。

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qualis artifex pereo!

何という(偉大な)芸術家が死んでしまうことか!

「ローマ皇帝伝」
皇帝ネロが自決を躊躇ってつぶやいたとされる言葉
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Nero_Glyptothek_Munich_321.jpg

「ギリシャ・ローマ箴言集」その他

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 少子高齢化、経済破綻、気候変動、砂漠化、資源の枯渇、環境破壊、西の文明の没落と覇権国家の交代。だいぶ大きいことをいうようですけど、毎日こうした腐った果実の中から迫る地面を見つめているようなボクらは、どんなものを受け入れるのでしょう?

 それこそ江戸時代人が喝采を送ったような、
流血の切腹ショーを見たって、何も感じないのではないですかね?

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1769 Thomas Chatterton
SENTIMENT

一度しか死なない身であるからは
何が問題だというのだ、それが
ロープであろうとガーターであろうと、
ピストルであろうと剣であろうと
徐々に衰弱する病であろうと、
あるいは突然破裂する高貴な部分の動脈弁であろうと
人の一生の哀しさを短くしたとて?
原因は多様、結果は同じ
すべては一つの、周知の崩壊に至る

(例によってイイカゲン訳:ロタ)

ガーターは女性の靴下止め
Curtail:省略する短縮する切り詰める
Dissolution:崩壊
valve arterial:動脈弁??
the noble parts:高貴な部分:心臓だろうなぁ
All to one common dissolution tends:最後の一行

http://dev.hil.unb.ca/Texts/EPD/UNB/view-works.cgi?c=chattert.1480&pos=1
(詩人Thomas Chattertonは17歳9ヵ月で砒素をあおいだ)
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Chatterton.jpg

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 数日前まで、どこかの校長が教え子に何々したなどというニュースが昼夜を問わず流されていました。こうした醜聞のようなものは、大人の時間に一コマ流す程度の扱いで構わないと思うのですが、大きな社会問題以上に時間をとって報道されています。
 たった一人の、それも痴情の事件のどこがそれほど重要なのでしょう?
 こうしたニュースは、刺激を狙った三文報道でありながら、結局はたいして世間の関心も集められぬまま、何人かの人をこれ以上ないぐらい破滅させて、ただすーっと消えていきます。

 柳田國男氏の「不幸なる芸術」の冒頭に「後世曲亭馬琴という類の勧善懲悪家が、むやみに奸悪の徒の顎の骨を尖らしめ、名前まで大塚蟇六などという碌でもないのをつけて」と、こうした名分家の筆を批判している文があります。

 太平な時代に栄えるのはサディズムとマゾヒズム、といった人がいました。
 流行のスポーツ鑑賞なんかご覧なさい。観客は痛くも痒くない場所から選手を眺めおろして、選手は選手で青い顔で身体を苛めながら「スポーツって素晴らしい!」と、自ら痛みと隷従への愛を告白します。
 ローマの剣闘士も、コロッセアムの中央で切り刻まれるその時までは、婦人の愛と、降り注ぐ花と、大衆の歓呼を全身で誇ったのだとか。
 やがてはそれらも去って、

文字通り、

原因は多様、結果は同じ
すべて一つの、周知の崩壊に至る

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土塊のような君よ
膝に顔うずめ
世を畏れ
青褪め
爪を噛み
目をこする
煩わしさのあまり
膝ゆすり
羨み妬みに
背筋の強張る
君よ
わたしも
同じような辺土に座り
ものを書いている

Rota
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by rotarotajp | 2008-03-13 18:56 | 私事

ガセネタ

 wikipediaの都市伝説の項目を読んでいたら、これがまた面白いのです。

ほんと、噂の「責任者出て来い」ってのが多いです。
人間ってのは簡単にミスリードされて、偽情報をしっかりと記憶してしまうものなのですね。


黄色い救急車
 これは「頭のおかしい人は黄色い救急車が迎えに来る」って奴です。
 実際にはそんなものが存在したことは一度もなかったそうです。いやぁ、何か根拠のある話だと信じてましたが・・・完全なデマとは・・・
 1960年代後半、日本の精神医学に対する理解と実際が極めて貧しい時代に、おそらくは偏見と共に生まれた「伝説」のようです。


サーカスは人拐い
 当然のようにデマです。田舎の人は放浪する巡業者には厳しい目を持っていたのでしょう。小さな閉鎖経済の穴になりますし、新しい人間は新しい価値を持ち込んで小集団の安定を損ないますから・・・。そういう意味でこれは都市伝説というより「田舎伝説」。


皮膚呼吸
 全身に金粉などを塗り、皮膚呼吸を妨げると死に至る。と、いう奴。
 信じてました。はい。 皮膚呼吸って迷信だったのね・・・考えてみれば・・・・そりゃそうだ。肺のなかった古代の名残として1%以下でそんな機能があるという情報はありましたが、とにかく「皮膚呼吸が出来なくて死ぬ」ということはないそうです。検索を続けると「皮膚からの排泄が妨げられて不調になる事はあるかも」程度のモノはありました。
http://www.skincare783.com/study/hifukokyuu.html


扇風機をつけたまま寝ると死ぬ
 死なねぇのかよ?と思わず怒鳴りたくなるこの一項。はっきりと記事などになったのは「風呂上がりに扇風機をつけ放しにして寝たため冷えて心臓まひ」等、割と無茶なものが数件のみ。程度問題のようです。もっとも血行障害、体温低下等の原因にはなりうるようで、推奨されるものでは無論ないです。


真空状態で破裂
 破裂しねえのかっ!!オイオイ・・・(T-T
 真空状態での減圧は極めて低く、体内の空気は普通に排泄されて破裂とかにはいたらないそうです。動物実験済だそうな。なんかの映画ですっかり信じ込んでました。扇風機よりもショック度が大きいです。


さんまの焦げと発癌性
 動物性たんぱく質の焦げた部分には発癌性物質が含まれている為、食べると癌になってしまう、というもの。これは難しい話なのでちょっとわからない。

 事実としていえるのは、一時期タンパク質のコゲには極めて強い発がん性があって危険とされたことがあったが、最近になってその捉え方が見直されている、ということ。(注:発ガン性がないというのではない)ある所の解説では毎日ドラム缶一杯分も動物性蛋白のコゲを食べ続ければ・・・という程度のものだとか。
 発がん性のない食べ物は実際にはないそうですから、結局何事も量の問題ということなのかもしれない。
 相対的に見て「こんな大騒ぎするほどのもんじゃない」という反省なのでしょうか?
http://www.inageya.co.jp/html/site/idea/backup/bknb19/html/health0917_1.html

 もっともこうした情報はファーストフード等の巨大企業が意図的に流しているのでは・・・とかんぐりたくなるのも人情で、これがまた都市伝説。結局わからんです。


耳から白い糸
 ピアスの穴から白い糸が出てるのを引っ張ったらそれが視神経で失明したって奴。
 えらいことデマでした。ピアスを防止する為に無理矢理はやらせた噂だという噂もあって、これ自体が都市伝説。そりゃ冷静に考えてみればそんなはずないんですが、当時は大人が言ってましたからすっかり信じちゃってますねぇ。まさしく刷り込みです。これが本当ならゴッホや明恵さんは失明しているはずですもんね。


レミングの大量死
 あの集団自殺・・・・実際に記録映像とかはないそうで、一個あるものの、それは撮影者が崖から落ちるよう仕組んだ捏造なのだとか↓(下のサイトに「イヌイットの子供にレミング一匹25セントでとってきてもらった」と書いてあります。その後の仕掛けについても詳細あり)。
  実際の固体数の激減は捕食者が増えるためという説が有力だそうです。
http://www.drbeetle.com/lemming.html
 いやぁ、これは本当の本当に信じてました。世界の神秘が一つなくなったようでガッカリ。


 Wikipediaからの情報ではないですが、最近、騙されていたと気づいたのは「猫にイカを食わせると腰が抜ける」って奴です。
 迷信だそうです。イカも加熱したものなら問題ないそうです(生を大量にだとNG、アレルギーもありうる)。消化には多少負担をかけるそうです。
 近海産のイカからつくられた「日本猫いかジャーキー」なる商品もありました。謳い文句は「ネコの健康に大切なタウリンがたっぷり含まれています」
 ・・・・
 だいたい猫の腰ってどこだよ?というツッコミ方もあります。

 猫の件では本当のことも色々とありまして、例えば鳥はなるべく食わすな、と教えられましたが、これは本当でした。鳥は骨が縦に裂けるため、内臓を傷つけることがあるそうです。あと硬い骨の魚、鯛なんかも駄目。タマネギなどのネギ類はネコには毒になるのだそうです。人間の食べ物をやる時などに混入していることがあり、注意が必要なのだとか。
 牛の乳、牛乳も飲ませない方がいいそうです。草食動物の乳なので身体に合わないと説明されています。
http://allabout.co.jp/pet/cat/closeup/CU20010527B/



 上に挙げたような「デマ」の例は「情報鎖国」状態だったネット普及以前の例、といってしまえば簡単ですが、もしかするとネット時代のそれは、もっと深刻なのかもしれません。

 大規模で、しかも隠微です。
 昔のは今になってみれば結局真偽がわかる程度の精度ですが、今のは真偽が結局わからない。当然その中には企業の情報操作(口コミや評価サイトの誘導、書き込み削除、対抗等々)や政治の世論操作も紛れ込んでいます。実際にネット掲示板の監視が専門の会社(有利な書き込みをしたり、不利な書き込みの削除をする。何が書き込まれていたかを報告する)は相当数あるといいますし、いまや企業防衛の最前線ともいわれる分野です。政治の世論操作の方は信じようと信じまいとネット以前からある現実ですネ。(米では広告の関与があっけらかんと公表されています。日本の場合も多少は明らかにされています。大連立の件で深海からぬっと顔を出したナベツネ氏は迫力がありましたねぇ)


 誰しもたいして興味のないことや、そもそも理解できないことは検証しないで信じてしまいます。実際は調べればそれなりの情報が手に入るのですが、まあ、それも面倒なので玉石混交、味噌もクソもまとめて呑んでいます。

 ここにこうやって生半可な知識で書かれたRotaの文章なぞもネットのイイカゲンさのいい証拠デスゾ。
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by rotarotajp | 2008-03-10 07:41 | 時事

読書

 昨日書いた文章を読み返しておりましたら、何箇所か以前にも書いたことが繰り返されておりまして、われながら「最近本を読んでいない」ということを痛感いたしました。

 この数週間で読んだといえばピアズ・アンソニーの魔法の国ザンス・シリーズを数冊、ハインライン数冊、旧字で読みにくいシーレシラー(Schiller)の三十年戦争史第二部をホンのちょっと、
・・・貧しい・・・なんと貧しい読書!!!

 でもシーレシラー(Schiller)は風格があったなぁ。

「皇帝側の一上等兵は敵兵が疾駆する騎馬武者に向かって恭しく道をよけるのをみて、急ぎ小銃兵にこれを撃てと命じる。~中略~王の左腕は砕かれた。この時、騎兵中隊が馳せ参じ来たり「王は傷つきぬ、王は撃たれたり」という混乱の叫びは寄り集る兵に恐怖と驚愕を広げた。「何でもない、ついてこい」と王は全力を振りたてて叫んだが、苦痛に打ち負かされ、気を失わんばかりなので、ラウエンブルグ公に目立たぬように人だかりから連れ出してくれと仏蘭西語で頼んだ」

(R注:グスタフ・アドルフはスウェーデン王。彼の兵卒はフランス語を理解しないので、混乱を広めないためにフランス語で連れ出してくれと頼んだ)

「三十年戦争史」シルレル著渡辺格司訳より
 これがグスタフ王の死の場面。

 グスタフ王は近視で敵軍に近づき過ぎたと書いてありますが、王が陣頭に立ったからこそ彼の軍は強かったのでしょう。
 テュレンヌのような名将も前線をひょこひょこ出歩いて命を落としています。
 これが太陽王の時代になると火器がいよいよ発達したせいか、前線士官ばかりがどんどん消耗され、ついには王命で士官に胸甲の着用を命じなければならない程になりました。
 王の時代の後半には、将軍も士官も安全な場所から軍の指揮を執るようになり、グスタフ王以来の伝統は堕落します。

 さて、

(グスタフ)王は第二の弾を背中に受け、馬から転げ落ちて、なお数弾を浴び「追剥同然のクロアート兵の手にかかって」ついに最期を遂げます。

 王の骸を取り戻すべくスウェーデン騎兵の突撃が繰り返され、王の身体はたちまち無数の戦死体に埋もれ、その周囲は見るも無残な有様であったとの事。

追記)なんでシーレになっちゃったんだか・・・(T-T
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by rotarotajp | 2008-03-08 11:20 | 私事

 ちょっと豪勢に食べ物のことを書こうと思います。

 Rotaは焼き魚の類が苦手でして、あの青臭い、なんともいえない臭いが嫌いなのですが、それを人にいうと「日本人にあるまじき奴だな」と笑われます。
 でも魚全般が嫌いというわけではないのです。酢でしめたものや燻製にしたモノの中には「ああ、日本人」と、Rotaが心からうなずける玄妙な味わいのモノもあります。
 Rotaは日本で食され、好まれた魚というのは、本当はこういうものではなかったかな、と思います。
 内陸に住む人が生魚を手に入れられるようになったのは大正時代以降です。それまではカチカチに干した魚、塩に漬けた塩魚が主流だったそうで「食べる時は水で戻して煮て食べる」(塩の道/宮本常一)のが「魚」でした。
 まだ新鮮な、それゆえ熟成しておらず、旨味が少ない青臭い魚を食べるというのは、一部沿岸の地域だけのことであって、そうした魚を味気なく感じるRotaの味覚こそ「日本の味覚の王道、本流である!」と、これはRotaの妄想かもしれません。

 さて、アワビを「食の王様」と崇め奉って、やたらとありがたがる人がいます。あれがまたよくわからない。確かに不味いものではありませんが、出すお金に匹敵する素晴らしい素材とは思えません。あの百分の一の値段で、魂が溶けるような旨いラーメンが何杯食べられることか。
「感覚は欺かない、判断が欺くのだ」とはゲーテの言葉です。
 世に旨いといわれているものほど不味かったりする。「観光地にうまいものなし」と同じ理屈でしょう。
 トリュフはブリア・サヴァランの時代以来、グルマンの愛好品の一つで、Rotaもぜひ一度飽きるほど食ってみたいものだと思っています。でも、もし仮にそのトリュフが一山10円の安物食材であったなら、手もつけず皿に残してしまうことでしょう。(ところでナポレオンはスナック菓子のようにトリュフを毎日20Kgも消費していたそうです)

 日本の懐石は「温めた石を懐に入れて空腹を抑える」程度のチョットしたものですよ、とへりくだります。
 ところがフランス料理といえば、まさしく名が実の上をゆく勢い。どんな屑を料理してもフランス料理の手法を使えば、どこかに「感覚を欺く」メッキがほどこされます。
 ビスマルクの政略によって包囲されたパリ・コミューンの面々は、飢餓が迫ると動物園で飼われていた動物を潰して食肉としました。
 そのメニューが「食悦奇譚」にあったので、一部を御紹介。

前菜:
バター、赤カブ、イワシ、ロバの頭の詰め物

スープ:
小豆のピューレ、象のコンソメ

アントレ:
ハゼのフライ、ラクダのあぶり肉イギリス風、カンガルーの胡椒入りシチュー、熊のあぶりあばら肉胡椒入りソース添え


 この時期、犬・猫・ネズミの類まで食されたのはいうまでもありません。

 中東に攻め入った十字軍が、飢餓に襲われ人を組織的に食っていたのは先日書いた通り。それもフランス人の従軍者が感情を交えず記述しているのでプロパガンダではないようです。「サラセン人が見つからない時は犬も食った」と、人より犬が上位に来るのには唖然とします。

 欧州の人は日本人とはよほど生死観が違うようで、17世紀のウィーン包囲の際にもオスマン・トルコ兵の死体をバラバラにして地方へ持ち帰り、見世物にして売って一財産築いたような人がいたそうです。さすがにこの頃になると食ったりはしません。


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-31970-storytopic-5.html 琉球新報に「給食完食一年間達成」という記事がありました。
 同級生が一致団結して「給食を残さず食べる」という試みだったそうです。
 琉球新報の記者は書いています。
「給食を食べ終えた生徒たちは「大変だったけれど、やり遂げた」と達成感で満たされた」
 よほど不味いのか、子供に食欲がないのか?
 そういえば性欲と食欲には相関関係があるそうです。ご褒美が出される場所が同じだからでしょう。(A10神経系:報酬系)
 なるほどね。実際に相手を食ってしまうという、文字通り愛と食が合体した例はともかく、腋臭の臭いを染み込ませた林檎を意中の人に投げつけるとか、股間に押し付けて型をとったパンを贈るとか(不思議と女性から男性へ、というケースが多いようですね。バレンタイン・デーのチョコレートもそうです)とかく恋愛と食の関係にはゲッソリするものが多い。
 人間は満腹にならないと性欲系にスイッチが入らないという説を唱える人もいます。
 そういえば酒池肉林という言葉はあるし、デートには飯がつきものだし、焼肉屋にゃ一見して怪しい男女が集うというし・・・。
 ま、「給食を完食」するのが大事業では、そりゃ日本の出生率も下がるはずじゃと、風呂屋のおっさんの独り言のようなことを書いて本日は終了でゴザイマス。
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by rotarotajp | 2008-03-07 19:20 | 私事