日々是勉学


by rotarotajp
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<   2008年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

火星

 アメリカの探査機フェニックスが無事火星の北極圏に着陸したそうです。わざわざこの場所が選ばれたのは水と生命の探求のためとかで、近年に珍しい「ロマンを感じさせるニュース」にうっとりでござります。
 そのうち蛸が写った写真が届いたりしないかしら・・・
http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/main/
上記はNASAのフェニックス・ホームページ

 2009頃をめどに中国も火星探査機を送り込む予定とかで、何か人類の前途に広がる大航海時代の始まりを見ているようで楽しいですねぇ。
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-26 21:13 | 時事

クリントン氏失言

 アメリカの大統領選、どうやら民主党の候補はオバマ氏で決まったようです。クリントン氏の苦戦はここ最近ずっと続いていたわけですが、例の発言でいよいよいけなくなったようです。
 ブッシュ大統領のイスラエルでの発言(こちらは確信犯でしょうが)も吹き飛んでしまいました。

 クリントン氏、支持者の大会か何かで「あなたはなぜまだ選挙戦をやっているのですか?」の問いに「あのロバート・ケネディ氏が暗殺されたのは六月だった(その時、予備選の最中だった)」と答えられたとかで「するとクリントン氏は内心オバマ氏の暗殺を期待しているのだろうか?」とメディアに突っ込まれ、これで大統領の目は完全に消えたとのこと。
http://www.youtube.com/watch?v=5vyFqmp4wzI

 こんな短い、どうとでも取れる発言が命取りになるのですね。前日ぐらいにケネディ上院議員の悪性脳腫瘍の発表があったので、なんとなく気持ちにケネディという名前が残っていたものでしょうか?
 オバマ氏は、もう無理にクリントン氏をおろしてクリントン氏支持者に嫌われる必要もない。とりあえずこちらには寛容な顔を見せておいて、本格的にマケイン氏との戦いに備え始めたご様子。

 もっとも世間ではクリントン氏の副大統領案も消えたといわれているようですが、これはまだわからないのではないでしょうか?
 弱り目に手を差し伸べられて恩にきるような柔らかい人物でもないでしょうが、なんといってもホワイトハウス周辺に長くいた方ですから、民主党の半数をひきつけた御自分の実績を、どうにか最大限利用してくるでありましょう。

 アメリカの大統領選といえば昔で言えばローマ皇帝の登極と比べられるような大事件。

 それに比べてわが国の宰相は・・・せめて選挙ぐらいしてくださいませ。病気退陣で正反対の人が横滑りって、そりゃオバマさんを選んだらいつの間にかクリントンさんになっていたのと同じぐらい不可解ですぞ。
 
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-25 20:04 | 時事

門外漢

 崩壊する医療、といった記事を見るたびに不思議に思います。
 日本はいわゆる超高齢化社会です。人口の一割が75歳以上。高齢化率(65歳以上が人口に占める割合)は20%を越えたといわれ、今後20年の間に(大災害か戦争でもない限り)30%を越えると予想され、2050年には人口の40%近くが65歳以上なんだそうです。
 高齢化社会に付き物なのは間違いなく医療でしょう。日本が高齢化の分野において世界に隔絶する枠組みの中に突入するというなら、日本は世界でも、もっとも革新的な社会保障制度、医療環境を整えていなくてはならないはずです。
 しかるに、その肝心の医療が崩壊しているという。

 まったく理解に苦しみます。

 近々で話題になるのは、なんと京都議定書以来の環境対策などで「ビニール袋の使用を控えましょう」といった焼け石に水のうわ言ばかり。
 京都議定書が日本にとって極めて不平等なものであったことは、いまや自明のことなのですから、主催者として見栄えは悪くともさっさと足を抜くに限ります。
 そも地球人類67億を一億少々の日本が背負って立つような妄想は早く捨てるべきでしょう。文字通り蟷螂の斧。よその国には年寄りの冷水扱いをされるのがセキノヤマ。自分の頭の蝿をおえと笑われるのがオチです。

 しかも巷間喧伝される「巨万の富をうむ環境ビジネス」なるものは、先が見えない怪しげなシロモノです。今後環境で主導権を持つのは中国やインドでしょうし、自前で環境技術を調達できるようになるまで、彼らがその分野にコミットして自らの手足を縛るとは到底思えません。

 そもそも日本は人口減少と内需縮小で国内の既存産業が弱体化していくのですから、環境汚染要素は自然に減っていくはずです。車も少なくなり、工場も減り、資源の消費も減ります。

 なぜ日本の枢要にある優秀な方々がこの分野にコミットされているのか、京都議定書を含め、まったく理解に苦しみます。車産業を守るためなんでしょうかね??

 比較するに医療ビジネスの方は間違いなく今後とも必要とされる分野なのですから、そちらに投資した方がずっと確実なように思うのですが・・・。

 さて、医療崩壊といいますが、実際に崩壊していたら超高齢化社会になっているはずがありません。崩壊の予兆が見える、というのが本当のところでしょう。

 色々と記事を漁ると、複合的な問題のようですが、医療のサービス化と医師の不足=過労が主な問題になっているようです。

 人口1000人あたりの医師数は日本が2.0人。
 これが例えばイタリアなどになりますと4.2人(イタリアは主要国の中では高齢化率が高く19%)。ベルギー4.0人(同17%)、スイスで3.8人(同15%)、フランスで3.4人(同16%)。医師数が日本より少ないのはメキシコやトルコなどになります。

 医療費の対GDP比では日本がG7中最下位です。

 医療の充実は生活の質と密接な関係を持つでしょうから、こと肉体の面において、日本人がいわゆる先進国の中で著しく質の低い生活を送っているのは明らかです。

 すでに何度も取り上げていますが、毎年の自殺者が三万人近くあることといい、日本という国の豊かさがいかに人命を貪り食らっているか、実に驚くほかありません。

 医療崩壊の「解決法」となると、全般の問題の発見に劣らず難しいようです。

 もっとも医師のなり手、希望者が少ないとは思えません。
 個々の報酬を増やすわけにはいかないのですから(高齢化=日本のより一層の貧困化であるから)この際、国民の最大の需要を満たすという意味で、医師はすべて国家管理の公務員ということにしてはどうでしょうか? かつて寒村に郵便局が必要であったように、僻地にも医師は必要です。
 しかしそれを実現するには、医師の報酬を平均化しなくてはならない。
(今でも国立の医師は公務員ですが、これを法で公に独占させるということです)

 これまでも時代時代によって、社会が最も必要とするものは国家が管理してきました。

 国立大学医学部の定員を元に戻し、多少医師試験をゆるめる。すると医者が多くなりすぎて今度は医療費抑制が不可能になる。
 ある分野のお医者さんは過剰なほどいるのに、小児科や産科のお医者さんがいない。
 統制経済と市場経済が入り混じっているから、こうした変なことが起こります。

 畢竟、個々の科の患者数というのは常に数が出ていて予測しやすいモノのはずなのですから、完全に統制しても害があるとは思えません。市場に任せれば儲かるほうにお医者さんが流れていくのは当然のことです。

 医師全体をパブリック・サーバントにする代わり、一定期間の教育費用は無料にする。医師試験に合格して公務員を志願しない者、所定期間を満たさず転職する者には授業料を返還させる。優秀な人間はかつてのイギリス医療界のように海外に流出するかもしれませんが、英語べたが多い日本では問題になるほどの数ではないでしょう。
 医療事故訴訟は国家賠償の裁判になりますから、医師に必要以上の負担をかけることがありません。

 はて・・・?
 しかし・・・こりゃキューバですかね・・・汗
 

 うわ言のような「環境がどうたらで二酸化炭素がどうたら」というニュースを見たので、つい色々なことを考えましたが、なにせ門外漢なのでトンチンカンなことをいってるのかな。でも環境よりは医療の方が今後の日本には大事だろう、という一点にかけては正しいのではないかと思っておりやす。
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-22 19:53 | 時事

皇帝の都

「皇帝たちの都ローマ」(中公新書)をやっとこ再読了。

 皇帝たちがいかにローマという街と関わってきたかを、ざっと時系列で追うことができます。花火のように一瞬輝く皇帝らの横顔が刻まれた古都。
 その都も一度は土に埋もれ、羊飼いがのんびりと行き来する緑の丘陵になった時代があったのだとか。
 ローマ時代に礎石が置かれた井戸、というのを知人宅の地下で拝見させていただいたことがあります。
 その石の傍で、大勢の愛人たちが語らい、時には殺人者が手をぬぐい、時には産婆が水を汲み、時には戦争の毒が投げ込まれたこともあったろうと、その数千年の歴史の、しかしすべて霧散してしまった砂の城のようなものに、やるせない儚さを感じたものでした。
 カラカラ帝の武張った肉体も、キケロの苦虫を噛み潰すような渋面も、カリギュラやネロの若い尖った顔も、全て消え失せました。

 次は今度こそドーデの「アルプスのタルタラン」を読もうと机の上に用意してあったので、その一節。

 朝が訪れたのである。闇の敵たる南の国の人らしく、タルタランは喜びの歌を口ずさむのであった。
 プロヴァンスの大きなる太陽よ
 ミストラルの楽しき友よ

 氷のような本の後に読むにはちょうど良さそう。
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-20 23:21 | 私事

アーサー王物語

 井村君江著「アーサー王ロマンス」をつまみ読みしました。
「ここに過去の王にして未来の王、アーサーは眠る」
 いつ読んでも、なかなか風格のある幻想物語でうっとりします。円卓の騎士、聖杯、湖の騎士ラーンスロット。美しい王妃、エクスキャリバー。「トリスタンとイゾルデ」の悲恋物語も「アーサー王物語」に取り込まれたことがあるのですね。

 ビルマも中国も、数字があまりに大きすぎて実感が湧きません。大惨事というほかないようです。ことに地震の方は、すでに今の段階で死者1万と報道されています。現在も救出活動中の話ですから、これからどれだけ増えていくのやら想像もつきません。ケタが違ってくるのでは?という嫌な予感もあります。少なくともチベット関連の犠牲者を簡単に埋め込んでしまえる数になるのは間違いがないところです。前日に関東でも比較的大きな地震がありました。自然災害は他人事ではないのですが・・・。一刻も早い復旧を祈るのみです。

 そういえば、早稲田での胡主席の演説が絶妙だったので、なぜと言う事もなく落ち込みました。日本の政治家で、ああした風格のある演説をする人はいません。日本の政治家は選挙で勝たなくてはいけないので、当然といえば当然なのですが・・・・どうも・・・・・何か色々な意味で負けてるなぁ、と思いました。

 ついでにその日はNHKあたりが流していた日本の観光についての特集にも憤慨。沖縄の観光化で観光の主眼であった自然破壊が進んだ事例がありましたが、そんなことを思い出しました。秋葉原文化やサブカルを売り物にした観光も別にいいのですがね。消費するだけではすぐになくなってしまいますよ?金とは縁のないところで趣味人がつくってきたものを、拝金主義者が食い物にしている図がなんとなく不快だったので、一筆。サブカルが本当に日本の観光の目玉なら、もっと個々のクリエイターに投資しなされや。

 現実のことはブログに書く前に色々ありすぎて詰まってしまうので、本日は「アーサー王」できれいにまとめようとしましたら、なぜか愚痴とも不満ともつかぬものがマケ出てきてしまいました(汗
 もうぜんぜんアーサー王じゃない・・・Orz
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-13 21:08 | 私事

覚書

http://members.tripod.com/~Sprayberry/poems/howl.txt
http://en.wikipedia.org/wiki/Howl
http://jp.youtube.com/watch?v=lfBzCG4H8uo
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-12 19:58 | 私事

タイミング

 世の中には「タイミング」というものがあります。
 ビルマではこれから新憲法案の国民投票という時に、サイクロンが吹き荒れました。死者二万、不明者四万の大惨事なのだそうです。惨事は軍政権にはもっけの幸いでしょう。危機にあるとき、人は強い指導者を求める習性があります。

 チベット問題が注目を集める中、なんと主席訪日の六日前に上野のパンダが死亡しました。29日に公開中止、30日死亡、あっという間の出来事です。翌1日にはAFPや時事通信が、日本側から「パンダ貸与要請」が出ていること、中共政府がその要請を積極的に検討中であること、などを報じているようです。
 いつもは遅々として進まぬ「日本外交」が電光石火の早業。
 白黒ブチの熊二頭で、世界が言うところの「人権抑圧者」に組する。本当に恐ろしいような「タイミング」です。ナカナカありそうもないタイミングなので「どっちが熊に手を下したのだろう」と、そんなことを妄想してしまいますが、少々不謹慎ですね。^^;
 熊と人間の命と人権を秤にのせて熊が勝つ。こんな恥ずかしいニュースはぜひさっさと消え去ってほしいもんであります。万事右肩下がりの小国としては明日の旭日大国に色々と買っていただきたい、それは理解しています。それでももうちょっと品の良いゴマすり方法はなかったものか。
[PR]
by rotarotajp | 2008-05-07 12:36 | 時事