日々是勉学


by rotarotajp
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<   2008年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ポチョムキン村

 ポチョムキン村という言葉を聞いた事がない人はいないと思います。ハリボテ=見せ掛け=嘘の代名詞に使われます。
 かのエカテリーナ女帝がロシア人民の視察に出かけるぞと言い出しましたる際、女帝の寵臣ポチョムキンは頭を抱えました。なにせロシアの農民の生活は悲惨を極めていて、命ぜられた農村の改善開発はまったく進んでいない。
 一計を案じたポチョムキン、豪華な食器や食材やらを集め、本来とはかけ離れた理想の村を創作して女帝に見せました。道筋はハリボテでごまかしたとも言います。「絵のような」田園を眺めて女帝陛下は御満悦。本当にこんな小細工に騙されたのか否かは議論のあるところでしょうが、マリー・アントワネットなども架空の田園をヴェルサイユに持ち込み「素朴」と称して楽しんでいます。なるほど、人は見たいものを見て、自ら騙されるわけです。

 この架空村、共産圏では何度も用いられた手段でありまして、北を「地上の楽園」と形容したような人々もさしずめこの手でやられたのでしょう。北こそ我が理想の地と信じて視察に行くのですから、あちらにしてみたら、それこそ赤子の手をひねるようなものです。
 どこで読んだかのか忘れたので確認できませんが、ゴルバチョフ書記長だったと思います。視察の際、あまりに立派な食器が庶民の食卓に並んでいるので「わが国も立派になった」と、感極まり、磁器を手に取り、裏返して底を覗いてみました。するとそこに党幹部食堂の刻印がおされていて、大憤激したなんて笑い話のようなこともあったそうです。

 日本の政治家の海外視察なども、こうしたハリボテ見学に終始しているものはきっとあるのでしょうね。なぜ急にポチョムキン村かというと、つまり一党独裁の国などから流れてくる映像などはまったく信用ならんということなのです。全部が全部というのは不可能でしょうが、多少の印象操作は覚悟して見るべきです。そもそも言論の自由がない国では自由に喋れないのですから、そこからして嘘です。ある番組をみて苦笑したので、メモがわり。
 もっとも皆さんそんなことは承知のうえで、プロレスを見るような感じで、ニヤニヤと見ているのだと思いますが・・・
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by rotarotajp | 2008-07-28 21:21 | 時事

宇宙人

 アポロ14号に乗り組んだエドガー・ミッチェル氏が、あるラジヲ番組で「政府は過去60年近くにわたり宇宙人の存在を隠してきた」と発言して注目を浴びているそうです。
「ロズウェル事件は本当にあったこと」なんだそうです。はい。
 超能力とか秘密実験とか、色々と好きな人のようですから、その流れの発言のようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Edgar_Mitchell

 それにしてもなぜ宇宙に行った人には奇人が多いのでしょう?天才となんとやらは紙一重の類でしょうか?あるいは宇宙という強烈な体験が、なにか恐ろしい外傷を刻み込んでしまうのでしょうか?
 月に着陸した人のほとんどが正常な生活を続けることが出来ず、帰還後、家庭の崩壊などの人生の危機に直面したといいます。
 初期のこうした開拓者の受難というのは、何か物悲しいものですね。
 はやく宇宙旅行とか気軽に出来る時代にならんもんですかのう・・・
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by rotarotajp | 2008-07-26 21:53 | 時事
 講談社学術「オーストリア皇太子の日本日記」を読了。
 サラエボで暗殺されたフェルディナント皇太子の日本訪問日記です。
 随所に配慮が見られるので(こうした刊行本には当然のことなのでしょうけれど)皇太子個人の日記というよりは、御付の方々との合作なのではないかと思います。
 もっとも日本の部分だけを切り抜いて訳出してある本なので、全体を通して読まなければわからないのでしょうが・・・皮肉めいた文章だなぁ・・・と感じたのは「日本のロスチャイルド」にかんする場面など数箇所のみ、全体に日本に好意的で、もしこの文章が皇太子の横顔を正確に伝えるものだとしたら、立派に訓練された、好奇心に溢れた人物といった印象です。
 ちなみに拙者は読了後に年齢を確認するまで、ずっと二十歳前半ぐらいの、遅い反抗期にある青年かと思っておりましたが、実際にはこの年29歳であったようです。
 ある程度露骨に表明されている不満は、日本側が強いた長々しい挨拶と、警備の過度な厳重さについてのものでしょうか。これは見方によっては尊敬の意思のあらわれなので、そのまま書き記しても問題がないということなのでしょう。
 皇太子は、極東の島国では身分を離れ、多少は息が抜けるだろうと考えておられたようですが、なにせロシア皇太子が襲撃された大津事件の後なので、大変堅苦しい布陣が敷かれていたようです。
 大津事件のニコライ皇太子は若いだけに日本女性と何やらあったり、盛大に土産物を買い込んでいったり、腕に刺青までして帰国されるわけですが、フェルディナント皇太子の場合はどうだったのでしょう?
 左腕に竜の刺青したとの記述があります。土産物を購入したという記述もあります。女性に関する記述は当然のことながらありません。それを用いたかどうかはともかく、日本の政府はそれなりに御用意したものと思います。
 それにしても皇帝フランツ・ヨーゼフは大変厳しい皇帝だったとよくいわれますが、異文化の刺青などには理解があったのでしょうか?日本の皇太子が外遊先で刺青を入れて帰国したら、想像するだに恐ろしい事態になりそうですが・・・。そもそも公開すらされないでしょうね。
 日本で腕に刺青をされた二人の皇太子。御二人とも非常に悲劇的な最後を迎えられております。一人はロシア革命の渦中に処刑され、一人はサラエボの民族主義者に狙撃されて亡くなりました。
 歴史を変えたこの御二人が、共に明治日本の土を踏み、日本に好意を持ったらしいというのは、大変に興味深いことです。
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by rotarotajp | 2008-07-17 20:44 | 私事

 あまりに暗い。かつて自民党の幹事長をつとめられた方が「拉致被害者は北へ返すべきだった」と発言されたそうだ。日朝国交正常化議連の立ち上げから一ヶ月あまり。
http://www.sukuukai.jp/mailnews.php?itemid=1575

「危ない、危ない」という人の気持ちは良くわかる。
「最近の日本は右傾化している。危ない危ない」
 中間を飛び越え、よくわからない憎悪の渦の中に飛び込む人は確実に増えていると思う。インターネットの普及や経済の逼迫の中で、ネットの中で表明されるものばかりかもしれないが(それでも表明には違いない)民族憎悪も以前とは比べ物にならないほど激しくなった。
(右左のカテゴライズも今と昔では違い、混沌としている観があるものの・・)

 それというのも、右寄りの保守が、しかるべき方向性を打ち出せないでいるからではないか、と思う。
 日本という国の中で、左とは何なのか、右とは何なのか、という議論をした場合、左には具体的な形(その幾つかは夢物語だとしても)があるのに、右にはそれがない。
 どこがゴールなのか見えない。

 明瞭な右?からの呼びかけはの一つは憲法改正だ。
 占領下で起草され、占領下で採択され、占領下で施行された憲法は、当然に日本の憲法ではない。どんな子供にだってその理屈はわかる。「日本国憲法」の(いくらその中に美点が含まれていようと)その本質は占領国が日本に着せた囚人の拘束服に他ならない。
 これは、一度は脱ぎ捨ててみせなければならない。仮に同じ服を着なおすにしても、自分の意思で脱げることを、自分の意思で拘束を外せるのだということを、確認しておかなければならない。
 それが出来ないなら日本はまだ囚人のままだという事だ。
 これは誰にでも理解できるうえ、当然のことだから説得力がある。

 話を戻そう。
 上記の元幹事長や、その盟友の方々が左だといっているのではない。
 この方々を形容すべき言葉は思いつかない。この方々が日朝正常化の先に見ておられるゴールもRotaにはわからない。影響力を持ち続けるための方便なのかもしれないし、もしかしたら総理の座を狙っておられるのかもしれない。

 しかし、いつの日か北の王朝は崩壊する。
 現代にあって、あのようなものがいつまでもあの形でながらえるとは、とても思えない。
 その時、イスラエルがナチの残党を狩り出したように、縁者を殺された人々による責任の追及がはじまる可能性はある。収容所国家を生きながらえさせた人々は北の人々の怨嗟の的になるだろう。
 日本人でありながら、帰国事業によって一度あの国に入ったがために戻って来れなくなった方々も無数におられる。地上の楽園へ移住した人の、八割が収容所で空しくなったという説もあるそうだ。心無い左派知識人に扇動され、騙されたにせよ、まだ自分の意思で行った方はよい。
 元官房長が「戻すべきだった」と言っておられるのは、暴力によって連れ去られた、つまり誘拐拉致された方々だ。
 拉致被害者の会の方々の抗議は当然だと思う。

 もっとも、何もしないでいても、いつか日本は血を吐いたような呪いを受けることにはなるのだろう。
 日本を経由したお金があの国家の延命に資してきたのは明らかだ。
 さらには技術の組織的な流出で核の開発まで可能にしてしまった。

http://freedomhouse.org/template.cfm?page=22&year=2006&country=6993

http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20080402-50.html
(米国大使館HPの2007年国別人権報告書の抜粋仮翻訳版)
http://www.parade.com/dictators/2008/
(米雑誌PARADEが選ぶ最悪の独裁者十傑)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80_(%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE)

http://en.wikipedia.org/wiki/Human_rights_in_North_Korea

収容所の実態は脱出者によって訥々と報告されている。
あまりの陰惨さに、一部に「求められるからお金のために大げさに言っているのだ」とする意見もあることは知っているが、意図ある発言のように思う。また謀略的な信用失墜の試みもあるようで、証言の真偽は混沌としているが(亡命者の受け入れ先である韓国の親北政権が長かったのが、その最大の理由ではないかと思うが・・・)衛星による写真で収容所の位置が確認されているのは動かぬ証拠といってよいだろう。
あちらは罪三代に及ぶ連座制の国、国外の人間が暗殺されることも珍しくない。少量の報酬で、冗談で告発できるような相手ではない。


しかし資料を読めば読むほど・・国交正常化して何をするんだろう??
日本の安全の為??
 一兆円ぐらい差し出して数人の日本人を返してもらうためだろうか?その場合は相手に取捨選択の権利を与えることになって、全員は帰ってきませんよね?

 もっとも二酸化炭素の排出権取引でもぎとられることになるといわれている、数兆円に比べたらまだ生きたお金だけど。

http://blog.trend-review.net/blog/2008/06/000738.html
排出権取引。
史上最大の詐欺市場じゃないでしょうかね?
しかも主犯は京都議定書をまとめた日本ってことになりそう。
ハゲタカに自分の肉を毟って投げ与えてるようなものデス。

 最終的にいくら日本から流れるのか誰にもわからないけど、二酸化炭素を吐き出す権利を国民が一人頭少なくとも1万円以上出して買うことになる。持ち出し分は商品の値段に添加されるはずです。誰も怒らないのが不思議でならないし、地球温暖化反対~とゆるい声で主張している人たちの気が知れない。やっぱり日本はお金もちの人が多い国なんだねぇ~
 
 考えてみたら福田首相がおっしゃってる「二酸化炭素80%減」ってのは、排出権取引で出て行くお金から逆算した数値かもしれんですね・・・この20年で目標の6%すら減らせなかったのに(逆に8%弱増えた)倍のあと40年ほどで80%減ってどうしたっておかしいもの。
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by rotarotajp | 2008-07-10 22:20 | 時事

報道写真

Pulitzer Prize

http://en.wikipedia.org/wiki/Pulitzer_Prize_for_Breaking_News_Photography
http://en.wikipedia.org/wiki/Pulitzer_Prize_for_Feature_Photography

http://www.pulitzer.org/year/2006/feature-photography/works/heisler19.html


The world’s most famous photos

http://www.worldsfamousphotos.com/
http://www.worldsfamousphotos.com/segregated-water-fountains-1950.html
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by rotarotajp | 2008-07-10 00:00 | 私事

事の軽重

 ゲーム脳という言葉の初出は2002年の毎日新聞なのだそうだ。「ゲーム脳」は日本大学の森昭雄氏がつくられた造語。教授は講演で新聞の記事に取り上げられてから外国からの取材が殺到したとおっしゃられている由。(5年たった07年の電子版毎日の記事では「裏付けとなる科学的データの有無を見極める必要がある」「ゲーム脳はニセ科学だとする専門家の批判は強い」となっている)

 ゲームと脳の関係については二つの論調がある。


かたや頭がよくなる、あるいは何の影響もない、といい
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20373140,00.htm

「ハーバード大学の2人の研究者によると、暴力的なゲームを体験した子どもは日常世界でも暴力的な振る舞いをするということを示すデータは得られなかった」

「心理学者の中には、ビデオゲームは脳にポジティブな影響を与えると主張する動きがある」

かたや右脳が弱まりキレやすく、攻撃的になる、という。
http://digital-pocket.hp.infoseek.co.jp/game_brain.html
(いわゆるゲーム脳理論)(森氏の著書は現在ではトンデモ本、似非科学と看做す向きが主流のようだ)


 ゲームの内容によって暴力を学習するということは、完全には否定できないだろう。疑似体験による学習、本やテレビによる学習と同様のものだと思う。もっとも例えばドラクエ程度のもので剣を振り回す者はおるまいし、最新のCrysisの画質であっても、現実からは程遠い。

 ゲーム悪影響説は、やや定説化されて一人歩きしているようだ。
 大手メディアが手放しで喧伝したのだから、さもありなん。

 しかし、もし視覚による刺激やら反復作業やらの「ゲーム」的特性に悪影響がないのだとしたら、その表現による害毒などはたかが知れたものだろう。
 まだまだゲームの表現力は文章や、映画の表現には遠く及ばない。

 昔むかし、特定の漫画を有害図書に指定する焚書まがいの運動があった。今その「有害」な漫画を読み返してみれば、当時のヒステリーがよくわかる。「ゲーム」で同じことを繰り返せば、大人の方がよほど学習能力がないと子供に笑われるに違いない。

 ちょっとした性表現や暴力表現よりも、モラルを根底から破壊しているテレビのワイドショーやニュースや、芸能ビジネスの悪影響の方が恐ろしいのではあるまいか?

 安っぽい倫理の徹底は、結局は倫理を破壊する。それが建前論であった時には尚更だ。

 じゃあ「安っぽい倫理って何さ?」と噛み付く人もいるだろうが、これはポルノと一緒で「見りゃわかる」ってぐらいのもので、噛み付いた人にもわかってるのではないか、と思ってきたが・・・最近はそれが怪しい・・・。もしかしたら・・・、いや・・・どうなのだろう?

 なにやら本題から外れてきたが・・・

 例えば電車内で携帯使うな、落書きで制裁だという声がある。
 それをいうなら駅のスピーカーの騒音公害の方がよほどやかましいし、その騒音の中には大音量の宣伝などもある。しかし寡聞にして駅の放送がうるさいという声は聞いたことがない。車内放送のうるささ、声の大きさも御同様。頭の上をチラチラするぶらさがりの広告も邪魔でしょうがない。
 確かに落書きはモラルに欠けるかもしれないが、しかし、品位に欠ける巨大看板やエロチラシや出版物はより公共の目に触れる上に確信犯、金儲けだ。チラシ系は違法の場合がほとんどだ。
 こちらの方が悪質ではないのか??
 こうしたものを一括りにして、等しく扱うのは間違っていやしないか?

 テレビなどの落書きのニュース時間の尺が食品偽装のニュース時間の尺と同じでは、事の軽重を見誤っているといわれても仕方がないだろう。そのような扱いは、そのニュースを見ている人間の倫理感覚を場合によっては破壊している。
 そのうち笑い話ではなく「落書きを防止するために人を殺した」といった犯罪が生まれるのではないのか?

 わかっているつもりでも、繰り返しそういう構成のものを注入され続けると、だんだんわからなくなってきたりもするのではなかろうか?
 「社会の木鐸」、鳴らす時と回数をもっと考えてほしい。

 アメリカにはモラル派(曖昧な表現ですが・・・汗)が世紀の悪法とされる禁酒法を成立させて、大変な害毒を社会にばら撒いた例がある。
 そのモノの瑕疵をあげつらって、変な規制を強めていくと、結局はがんじがらめになって社会が窒息する。
 法三章という言葉もある。
 ただでさえ日本は村社会的傾向が強く、同質性を強制する側面があるのだから、こうした事に注意を怠ってはならないと思う。


 と、ゲーム好きでゲームを擁護したいRotaさまは思ったわけなのでありますヨ。ほっほっほ・・・チョット悪ノリが過ぎたかな^^長文になってしまいました。
(深夜に一部追記修正)
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by rotarotajp | 2008-07-07 20:58 | 時事

密約

 日米同盟には有名な密約(有名な密約、というのもバカらしい言い草ですが・・・)があって、そのうちの一つは「核の国内持込」、もう一つは「朝鮮半島有事の際の事前協議抜きでの出撃」なんだそうです。

 核については文字通り誰もが知っている事で、まさかアメリカの空母や戦略爆撃機が核を置き忘れて日本に来るとは、誰も本気で思っちゃいないでしょう。

 問題なのは二番目です。
 これは要するに、もし北が南進したら、自動的に日本は戦争状態になるということです。日本の領土から戦闘機や攻撃機が飛んで敵を攻撃するわけですから、これは参戦するのと同じです。現代戦に後背地なしは大戦の大事な教訓の一つでした。
 38度線のほとんど直下がソウルですから、事前協議なんか不可能、という理屈はわかります。

 しかし憲法九条が云々、と議論するそばで、もし本当にこんな自動参戦まがい(技術的にはそうではないですが、それと同じ)の密約があったのだとしたら(米側の文章が発見されているのであったのだと思いますが)護憲論者の議論などは犬が吼えるほどの意味もなかったし、これからもないということでしょうね。昔の政治家は国益の為に堂々とこんなことをやっていたのですなぁ。
 こういうのは頼もしいというのか、頼もしくないというのか・・・。
 
 こんな秘密でない密約を横行させるより、正々堂々憲法を改正したほうがいいでしょうに・・・。
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by rotarotajp | 2008-07-05 21:34 | 時事
 詐欺のニュースが相次いで、人の騙され易さについて考えました。
 ちょっと検索しただけで、ぞろぞろと出てきます。
 それも恐るべき金額。お金ってあるところにはあるものなのですね。
 えび養殖詐欺で850億、丸紅騙り詐欺で1000億、振り込め詐欺も年間9億、エステ店経営者詐欺3億円、裏口入学詐欺1600万円。

 7000兆円の偽造通帳で3億円詐欺。

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080618ddlk13040271000c.html

 7000兆って・・・実在したらスゴイです・・・これで騙される人がいるなら、何を素材にしても騙せそうですが・・・・
 しかし詐欺を侮ってはなりません。
 どこかで読んだ記事によると、人は本気で自分を騙しにきた人には、必ず騙されるのだそうです。人間の脳の仕組みなんでしょうね。騙された人には「自分の油断のせいだ」という自責の念が生まれ、お金の回収に本気を出せない。そんな事情も詐欺の横行に拍車をかけているのだと思います。
 もちろん怖い団体がバックについている事件なども沢山あることでしょうしね。


 詐欺かどうかもわかりませんが、最近はリタイヤ組に海外移住を勧める手合いも多いのだそうです。
 物価の安い国に移住して年金で豊かな生活、が合言葉なのだとか。
 良く知りませんが、タイなんかが人気らしいです。物価が日本の25%前後。それだけ聞くと魅力的です。
 でも英経済誌エコノミストの調査部門がまとめた「平和指数」では、タイの順位は調査した121ケ国中105位。別に安全と平和だけが人間の幸福の物差しではないでしょうが、安いものには理由があるというところでしょうか。
 リタイヤ組が闘争の日々を待ち望んでいるとはとても思えないのですが・・・どうなのでしょう?偏見かな・・・。
 日本大使館の発表によると、困窮日本人の保護件数や自殺件数も多いようです。行ってはみたけれど・・という人も結構いらっしゃるのでしょうね。
 ちなみに同調査では中国60位、インドネシア78位、カンボジア85位、フィリピン100位、ミャンマー108位。一般に人気がある移住先、と喧伝されているところは軒並み順位が低い。
 日本は色々あっても北欧諸国、ニュージーランド、アイルランドなどについで5位です。
 日本を見限る気持ちは痛いほど良くわかりますが、海外経験の少ない人はよほど褌を締めてかからないと失敗しそうです。
 

 海外移住で思い出しましたが・・・
 最近知人の方と喋っていて、その方のナショナルなモノの捉えかたにびっくりいたしました。
 普通、例外はあっても、国籍というのは血で受け継がれるものです。例えば日本国籍を持つ母から生まれた子は必然的に日本の国籍を得ますが、日本の父、外国籍の母から生まれた子には認知(確認?)というワンステップが必要となります。子供は納税や就職の有無にかかわらず生まれた時から日本人ですから、納税や就業は必要条件ではありません。
 また就業し、納税しているからといって、ただそれだけをもって国籍が得られるわけではありません。得られる場合もあるでしょうが、それは本筋ではないのです。何故なら、このナショナルなもの、国籍というものについては、ただただ、前時代的な「血の絆」が大きな意味を持っているからです。

 例えばあなたの家に居候をしている血のつながりのない人間が、長く住んでいるのだから俺にはこの家の運営について発言権がある、と言い出したり、家の主人が亡くなったときに、この家は俺にも所有する権利があるのだ、と言い出したら、それはよほどおかしな事態です。

 もちろん共産主義的な考え方でいけば(つまり戦後一時期流行になった思想からいえば)共産主義は私有財産を否定するのですから、上記のようなことも起こりえるのかもしれません。
 しかし僅かでも財産を持つ共産主義者が、自分の財産を革命によらずして本当に公共に差し出せるのかは、以前からRotaは疑問に思っています。実際に清貧を旨とする共産主義者ってあまり見かけませんもの。
 ソビエト革命は無一文の農奴たちが挑んだ戦いでした。
 中共革命にしてもそうです。財産を持って土地に根付いていたら、とても長征のような事業は完遂出来なかったことでしょう。元々無一文の流民が毛沢東勢力の主体であったからこそ、彼らは四方に散っていけたのだと思うのです。
 卑近な例で恐縮ですが、桃太郎電鉄でカードシャッフルー!とかやる人は、基本的に自分の手札がよくない人に決まっています。

 そんなわけで拙者はシャッフルされても全然困りませんが、その方はきっと困るだろうになぁ、と思ったしだいでありました。人間って不思議ですねー、ちゃんちゃん♪
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by rotarotajp | 2008-07-03 19:16 | 時事