日々是勉学


by rotarotajp
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宗教の起源

「宗教の起源」もまた、想像の楽しみを発揮しやすいテーマだ。いろいろな場面を想像しては微苦笑を浮かべて、ああでもない、こうでもないとキャラクターを動かす。
原初の人間は・・・いや、人間以前の人間は、みな不可知論者であったと思う。すべての動物と同じだ。目で(自分の感覚器官で)見られるものしか信じない。例えばライオンやらインパラの群れに所属する個体のようにである。見張り役は実際に見たものしか報告しない。斥候はやはりあるがままをボスに伝える。ヒョウの臭いがした、あっちには草がたくさん生えている、あそこの象は死にかけだ、こっちに水飲み場がある・・・云々。嘘に利益が伴わないから、彼らはそもそも嘘をつけない。
しかし、ある時、ある「故障」した個体が嘘をつく。
見えないものが「見えた」という。
「そこにいるのが見えないのか?」
「見えない」数人が目を擦って、何もない空間に目を凝らす。
「よく見てみろ!」彼・彼女は言い募る。「見えないはずがない。俺には見えているのだから」
見えない数人は、そこで選択を迫られる。
自分が壊れているか、相手が壊れているか、可能性は二つに一つ。ただし壊れていない方の人間は「見えていないものを見えているとは言えない」わけだから、相手の報告に自分と同じだけの真実があると思い込んでしまう。
曖昧さの始まりだ。
こうして、精密で、実利にしか興味のない「群れ」に腐った林檎が一個紛れ込む。腐った林檎は幻の報告を、嘘の報告を、不可知論者たちのテーブルにのせる。やがて人は疑いを持ち始めるが、もともとが嘘をつけない生物であったから、嘘を信じる体質は消え去らない。確信を持って言われると、どうしても信じてしまう。
これがRotaの考える宗教の始まり、すなわち人間のはじまりだ。
もしも人間の始まりが、いまRotaが考えたような道筋を辿ったのだとしたら、人間という特別なものが出来たのは、なかなかの奇跡ではないかね!「人間」という嘘に大乾杯である!めでたいこっちゃ。
哲学科や神学科の奴がこれを読んだら鼻で笑うだろう。もう宗教からは撤退!
シモネタは二日続いた。特に考えた事もない宗教ネタを三日も続けられたのは、これまた結構な奇跡なのである。
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by rotarotajp | 2005-08-30 06:21 | 時事