人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々是勉学


by rotarotajp
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

(´-ω-`)ZzzzZzz

 目がギンギンにさえて、ゲームもやれば本も読み、しかし寝れない。もう死にそうです。文字を書いていると眠くなる性質なので、いくつか今晩気付いた事を列記。今から寝てどうするという説もありますが・・・・

 一、だいぶ昔になりますがデビッド・ブリンのポストマン(映画にもなりました)を読んで「メールを確実に届ける郵便員が民主主義の礎か!」と感激した思い出があります。(こうやって書くとバカみたいですが、詳しくは原作で)で、あの郵便員の「絶対に届けるぞ!」という執念ですが、某書を読んでいて、実は歴史的背景があるのだと教えられました。簡単な理由です。昔の郵便は受取人払いだったというのです。郵便員は受取人にメールを届けなければ金が貰えない。だから懸命になる。考えてみれば当然なのですが、郵便制度が確立された便利な時代に生きていると、不自然に思えてしまいます。

 二、ニッポンは衣食住ですが、ドイツでは住食衣だそうです(ドイツの都市と生活文化参照:小塩節著)。ふーん、と読み飛ばしましたが、そういえばヤバイ職業の人なんかは住居(不動産)にお金をかけず、洋服や宝飾品(動産)に大金を投じると聞いたことがあります。イザという時、家は持って逃げられないが、車や宝飾品は足にもなるし逃走資金にもなる。ニッポンの住文化はなにぶん木紙の家ですから、地震が来れば崩れるし、火事になれば燃えてしまう。ヤバイ人の生活と変わりません。イザという時は逃げ足の速い人間が生き延びる。棲家に愛着を持っては命にかかわります。自然と順番は「衣食住」となったのかなぁ、と考えながら、しかしそれにしては「住」の値段は高いな、と現代家事情に思いをいたし終了。

 三、さて、最近のレバノンは修羅場であります。イスラエルにとっては米の成功がいいお手本になったようです。「なにはともあれトコトンやれ!」の精神で、国際社会が騒ごうが喚こうがお構いなし。北の例をあげるまでもなく「無理が通れば道理ひっこむ」のが昨今の風潮。おとなしくイイ子ぶったって、何のご褒美もありません。自分が欲しいものは強欲に取りに行く。米の保守層がバックについているから国連施設を爆撃しても大丈夫。力が正義です。と、その辺は(批判してるわけではありませんぞ)ともかくとして、アメリカで隠然たる勢力を誇る福音派の人々。聖書には世界の終わり、キリストの再臨が実現されるには、まず世界中に散っているユダヤ12部族がイスラエルに集結するとあるそうです。だから福音派の人はイスラエルが何をしようと、比較的穏健に見守ります。「イスラエルが強くなり、シオニズムが成熟していく事」=「世界の終わり、ハルマゲドンの先触れ」。昨今の中東の混乱を見て、いよいよ時は来た!といきり立つ人もいる。そういう系統の人のトンデモ本によると、まずアラブとロシアが手を結び、欧米と全面戦争、その次は中国が立ち塞がり、やはり全面戦争。しこうして俗世の悪は滅び(つまり欧米だけが生き残り)、キリストの再臨とあいなるのだそうです。石原莞爾の最終戦争論よりよほど荒唐無稽ですな。
by rotarotajp | 2006-08-08 05:30 | 時事