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2008年 01月 27日 ( 1 )

女性

 ヒラリー・ロダム・クリントン女史の「リビング・ヒストリー」を読んでおりましたら、世界中の14歳から44歳までの女性の主な死因は、自分の家庭における自分の身内の暴力、という記述がありました。なんと無残な現実でしょう。

 女史はアフリカを中心にした女性器切除(FGM)の習慣についても軽く触れておられます。

 この問題ではワリス・デイリー氏の例が有名なのかな・・・
http://en.wikipedia.org/wiki/Waris_Dirie
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_0920.html
http://www3.ocn.ne.jp/~ariyoshi/sawako/spr/spr3.htm

 この行為は過去には女子割礼と呼ばれていましたが、男子割礼(性器の切除はない)と混同されるので、2005年から呼び方をFemale Genital Mutilation(FGM)に改めたのだそうです。

 中共の一人子政策は本人の意思によらない強制堕胎を浸透させました。(西チワン族自治区博白県では政策違反者の女性1万7000人以上を連行し不妊手術や中絶手術を強制、暴動が起こったとの報道がありました)
 望まれず出産された女子の売買はビジネス化され、男子の数が極端に増えた関係から、適齢期の女性の誘拐と人身売買が激増。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/071119/chn0711191823003-n1.htm

 北京オリンピック、ないしは上海万博の前後に中国経済は大崩壊すると予測する人が多くおられますが、崩壊するより崩壊しなかった場合の方が、日本人にとっては恐ろしいのかもしれません。

 ところで対策が進められているとはいえ、今現在のところ、日本も衰え行くジャパン・マネーの残り陽で人身売買大国と看做されていることは忘れてはならないでしょう。頭の隅において消費者にならない努力を。
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20080123-03.html
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080125/CK2008012502082070.html


 さて、ビジョルド女史の五神教シリーズ新刊を読みました。
 この作でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞の3賞を受賞しているそうです。
 主人公は40歳の王太后。なかなか設定が凝っています。軽い読み物として大推薦。前作「チャリオンの影」を読んでおいた方が勿論楽しめます。一応続き物ですからネ。

 本日のテーマに沿って話を進めるなら、

 物語はもともと女性のものなのだろうと思います。
 狩猟や農耕に疲れた男性が、滔々と語る姿をボクは想像できません。
 原初、暗い洞窟の中で、子供たちに家族の、そして彼女自身の物語を話して聞かせたのは、きっと女性です。時に大袈裟に、時に面白おかしく。時に悲しく、痛々しく。
 そういえば先だっての芥川賞、直木賞も受賞者は女性でした。
 近年世界で一番売れた小説、ハリー・ポッターも女性の作。
 今世紀、恨めしいことに偉大な「ストーリー・テラー」はみな女性のようです。
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by rotarotajp | 2008-01-27 14:59 | 私事